映画「マスカレード・ホテル」の初日舞台あいさつが18日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、渡部篤郎、鈴木雅之監督が登壇した。
初日を迎えられたことに木村は「この日を迎えられて、お客様に見てもらって、この現実が非常にうれしいです。これを機に監督だったり共演者の方ともまた再会することができて、今日を迎えられて幸せです。ありがとうございます」とあいさつ。
「撮影中やプロモーション中に共演者のここが面白いなと思ったこと」について聞かれると、木村は「小日向さんは、今もこのスーツの中にも忍ばせていると思うんですけど、携帯電話をお持ちになってまして、すきあらば、写真を撮ってます(笑)」と暴露。以前行われた完成披露試写会の際に、木村、長澤、小日向、松たか子と一緒に小日向の携帯で写真を撮ったそうで、長澤は「私、自分の携帯のロック画面の写真にしました」と明かした。
みんなから突っ込まれていた小日向は「基本的に記念になるなと思って撮るんですよ」と照れながらもニコニコ顔に。
また、木村は渡部に対して「ロケ現場の近くの国道沿いのチェーン店とかラーメン屋さんで『ここ、木村くんおいしそうじゃない?』と言って一緒に食事させていただいた」と一緒に食事をしたエピソードを告白。渡部は「僕はどこでも行くんで、今思えば、拓哉くん連れていっちゃダメだよね(笑)」と苦笑い。司会者から、2人で突然訪問して店員さんにビックリされなかったんですか?と聞かれると、「似てるな~くらいで終わったと思います(笑)」(木村)とあっけらかんとした表情を見せた。
また、これまでさまざまな役を演じてきた木村に、今後どのような役を演じてもらいたいかと聞かれた長澤は「すごい悪い役が見たいです」と告白。「木村さんはどこかスーパーマンみたいな何でもできちゃうという印象があるので、逆をいくのは面白そうだな」と説明を。すると木村は「この作品の撮影中には、(長澤から)『朝の連続テレビ小説に出てくる、死んでしまったお父さんをやってください』と言われていました(笑)。それを木村さんはやるべきですと、山岸尚美(長澤が演じたホテルマンの役)のフォルムのまま勧めてくるので、本当にやるべきなのかなと思いました(笑)」と撮影中に長澤から言われたエピソードを披露。長澤は「ヒロインが行き詰まったときに出てくるんですよ(笑)」と説明をしていた。
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