2007年から2018年のスペシャルまで小五郎の義母・こうを演じてきた野際陽子さんが2018年6月に逝去し、今作では渡辺家に新しい同居人がやってくる。
これまでは、孫を熱望するこうと、うだつの上がらない“婿殿”小五郎、こうの娘で小五郎の妻・ふくの軽妙な掛け合いが物語のよいスパイスとして人気を博していたが、こうの妹でふくの叔母・てん役でキムラ緑子が新加入。
こうの遺志を継ぐくせが強めのてんと小五郎の同居生活がスタートし、裏稼業では仕事人として活躍するが、表ではやっぱり肩身は狭いまま…という、小五郎のギャップは健在だ。
キムラは「初めて“必殺”の世界に入れていただくことになり、とてもうれしく思っております。私が演じる綾小路てんは、野際陽子さんが演じてこられた小五郎の義母・こうの妹です。こうの遺志をしっかり継いで、うだつの上がらない小五郎のお尻をたたいていきたいと思っております。“表”の顔の小五郎とのコミカルなやりとりを見て、楽しい気持ちになっていただければうれしいです」と、作品への意気込みを語った。
京都での撮影の合間に、東山ら3人が13年目に突入する“必殺シリーズ”への思いを語った。
東山が「13年目とこんなに長く続くシリーズで、僕ら3人がこの作品に携わる責任というものがさらに大きくなったと思っています。それをしっかりと受け止め、この作品を後世に伝えたいと思います」と言えば、松岡は「僕はちょうど平成元年にこの仕事を始めたので30年…。昭和の時代に始まり、平成、そして新しい時代へと続いていく『必殺仕事人』はすごいなと思います」と、変わらずシリーズが続いていくことに感嘆。
また、知念も「5度目の出演なので、僕の演じる“リュウ”をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込みを語った。
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