14人の王子たちが“伝説の王子”という頂点を目指し、“プリンスバトル”を繰り広げる映画「PRINCE OF LEGEND」(公開中)。今回は、和装の着こなしがキマっている“生徒会長王子” 綾小路葵を演じた佐野玲於にインタビュー!
――由緒ある家の跡継ぎで、名門・聖ブリリアント学園の人気と尊敬の的である生徒会長の葵は、他の王子と比べても、キャラの濃いキャラクターですね。
葵は由緒ある家の子息なので、家柄が良いというところを見た目でも分かりやすくするために、最初は正式な着物の着方をしてもいいのかなとも思っていたんです。でも、この物語に登場する王子は一人一人のキャラクターにファンタジックな要素があるので、葵のどこにその要素を入れたらいいのかを、スタッフさんたちと話し合いながら決めていきました。
学生が着物で登校しているとか、生徒会長なのに派手めなアクセサリーをしているとか、普通なら絶対にいないですよね(笑)。でも、葵ならどんな出で立ちでも“普通”に見えてしまうところが面白いと思ったんです。
――葵が身に付けているアクセサリーは、佐野さんの私物だそうですね。
葵だったらこういう感じが似合うかな~って、自分が持っている物の中から選んでいくのは楽しかったです。
――綾小路葵とご自身が似ているところはありますか?
似ているか似ていないかって言うと、似てないです(笑)。僕は由緒ある家の跡取りではないですし、葵の華道のように伝統的な習い事もこれまでしたことがなかったので、そこは全然違いますね(笑)。でも、自分と全然違うところがあるからこそ演じがいがありました。
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