風吹ジュン、バトンを受け取る清野菜名は「私の好きなタイプ(笑)」<やすらぎの刻~道>

2019/04/15 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「やすらぎの刻~道」で菊村栄(石坂浩二)の妻・律子を演じる風吹ジュン(C)テレビ朝日


2017年に放送され、好評を博した帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」の続編となる「やすらぎの刻~道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)。

前作に続き倉本聰が脚本を手掛ける本作は、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」に入居する往年のスターたちのその後を描くとともに、彼らの人間模様を見詰めてきた主人公の脚本家・菊村栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」が映像化されていく。

今回、ドラマ「道」で清野菜名演じるヒロイン・しのの晩年を、当初予定していた八千草薫に代わり、引き継ぐことになった風吹ジュンを直撃。

「やすらぎ」パートでは栄の亡き妻・律子を演じ二役を務める風吹に、作品への思いや倉本脚本の魅力などを語ってもらった。

倉本の脚本は「まるで玉手箱のよう」


――台本を読んでの感想をお願いします。

次々と湧き出るエピソードに、よくこんなことが思い付くなと驚きました。倉本さんご自身のいろんな出会いや経験が全て生かされていると思いますし、日常の中の出来事なども反映されていて、まるで玉手箱のように、台本を読み始めるとあっという間に時間がたってしまう。

「道」の方の台本は徹夜で読んだのですが、頂いた部分までは一日で読み切ったんです。それがすごく楽しかった。本当に「次、どうなるんだろう?」の繰り返しで、ドラマを見ている方も同じような心理になると思います。昨日も台本の続きを読んでいて少し寝不足です(苦笑)。