加賀まりこ「真面目にやっているからこそ、おかしくて悲しい」<やすらぎの刻~道>

2019/05/06 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「やすらぎの刻~道」で水谷マヤを演じる加賀まりこ(C)テレビ朝日


“テレビ人”専用の老人ホームを舞台に、往年のスターらの人間模様を描いた帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」(2017年)の続編「やすらぎの刻~道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50、テレビ朝日系)。

本作は、「やすらぎの郷」のその後を描くとともに、主人公で脚本家の菊村栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」を映像化。ドラマ「道」では、日本の原風景をテーマに無名の夫婦の一代記を1年かけてつづる。

今回、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」の住人で、数々の作品で活躍してきた大女優・水谷マヤを演じる加賀まりこにインタビューを実施。

本作への思いや倉本聰が手掛ける脚本の魅力、撮影エピソードなどを聞いた。

どんな感じでお芝居されるのか楽しみ


――久々にマヤを演じてみていかがですか?

倉本さんが書くマヤという役は、本当に毎回毎回騒いでいるんです。「大変だ大変だ!」と走り回ってみんなを巻き込んで。それが、今回少しは“しっとり”するお芝居でもあるのかと思いきや、相変わらずのにぎやかしで…(苦笑)。

それで、浅丘(ルリ子)さんとは撮影の5カ月ほど前から2人で読み合わせをして、長せりふをしっかり覚えてきました。

――「やすらぎの郷 La Strada」には新メンバーがたくさん加入されます。

まだごあいさつをする程度で、本気でからむシーンは撮影していないんです。でも、とても楽しみです。従来の「やすらぎ」メンバーとは全然違うお芝居をなさる方がたくさんいらっしゃるので、どんな感じで、どんな声でお芝居されるのか、すごく楽しみ。