<白い巨塔>財前五郎(岡田准一)、命の尊厳を問う最期の闘い! 控訴審で真実が明らかに

2019/05/26 07:00 配信

ドラマ

第五夜あらすじ


「白い巨塔」第五夜場面カット(C)テレビ朝日


医療裁判で勝訴した財前と浪速大学病院だが、控訴審を控えているにもかかわらず、世界外科連盟の理事に立候補するという財前に、病理学科の教授・大河内ら周囲は、あきれ顔…。

一方、控訴審の証人を探し求め、病院関係者を訪ねてまわる弁護士の関口だが、ことごとく財前に根回しされていて、証言してくれる人が見つからない。

前回の裁判で、医師としての信念を貫いて財前と大学に不利な証言をしたため、浪速大学医学部を辞し、来月から関西がんセンターで研究を続ける道を選んだ里見と、現近畿労災病院院長・東貞蔵(寺尾聰)の娘で里見を慕う東佐枝子(飯豊まりえ)は、関口に協力することを決意する。

関口と佐枝子は元看護師で真実を知る亀山君子に証人になってくれるよう頼みに行くが、妊娠中の君子を心配する夫・亀山富治に追い返されてしまう。

一方の財前と義父・又一は、外堀から埋めようと、富治の工場へ。しかし、金にものを言わせて自分たちに都合のいい証言をさせようとする卑劣なやり方に富治は激高。その話を聞いた君子は裁判で証言する決意を固める。

そして、ついに控訴審が開廷。良心の呵責(かしゃく)にさいなまれながらもうそをつき続ける柳原だが、予想もしなかった財前のひどい裏切りに打ちひしがれてしまう。この財前の裏切りにより、裁判は混迷を極めることに。そうして迎えた結審の日―。裁判所を出た財前は、大勢の記者に囲まれる中、突然倒れてしまう。