タブレット純に青春歌謡とGSの魅力を聞く「永遠の昭和ヒット歌謡オンステージ 」

2019/07/10 14:26 配信

音楽

第2弾は「青春ポップスとグループサウンズ」をテーマに公演


7月19日(金)、埼玉・サンシティ越谷市民ホール・大ホールで「永遠の昭和ヒット歌謡オンステージ ~青春ポップスとグループサウンズ~」が開催される。

「永遠の昭和ヒット歌謡オンステージ」シリーズの第2弾。今回は、あおい輝彦今陽子辺見マリ真木ひでとタブレット純が出演し、「青春ポップスとグループサウンズ」をテーマに自身の持ち歌ヒット曲と、青春歌謡&グループサウンズ(GS)の名曲をたっぷりと聴かせる。司会はFM NACK5に番組を持つ、ラジオパーソナリティーの黒田治が務める。

公演開催を前に、出演アーティストたちが歌謡史に残した足跡をたどってみよう。

出演アーティストの足跡をたどる


アイドルグループ・ジャニーズで活躍後、ソロデビューを果たしたあおい輝彦。1971年の2ndシングル「二人の世界」は、自身も出演したTBSドラマ「二人の世界」(1970-1971年)の主題歌で、ドラマの脚本担当・山田太一が作詞。さわやかなイメージの同曲は大ヒットした。

1976年にはガロ・大野真澄作詞の「あなただけを」が大ヒットし、「第27回NHK紅白歌合戦」にも出場。「Hi‐Hi‐Hi」「センチメンタルカーニバル」などたくさんのヒット曲を持つ。今回ステージで披露する予定の「太陽のあいつ」は、ジャニーズ時代のナンバーだ。

あおい輝彦


今陽子は、16歳の時にピンキーとキラーズを結成、ボーカリスト・ピンキーとして1968年の「恋の季節」でデビュー。山高帽にステッキといういでたちで歌ったこの曲はシングルセールスが200万枚を超え、「第10回日本レコード大賞」新人賞受賞、「第19回NHK紅白歌合戦」出場と、大ヒットソングとなった。

ピンキーとキラーズには、「恋の季節」と同じ作詞・岩谷時子、作曲・いずみたくのコンビによる「涙の季節」というヒット曲もある。

今陽子


女優・辺見えみりの母として知られる辺見マリ。中高生のころから芸能の世界に関係しており、19歳のデビュー時から大人っぽさを強調していた。20歳で発表した2ndシングル「経験」は、艶めかしい溜息混じりの歌唱が注目を集めて大ヒット。「セクシー」という評価を一身に集める存在だった。

辺見マリ


真木ひでとは、1960年代後半にバンド・オックスのボーカル・野口ヒデトとして女性中心に熱烈な人気を獲得。オックスは、存在するだけでファンが失神するという事態まで引き起こし、「失神バンド」と呼ばれた。

「ガール・フレンド」「ダンシング・セブンティーン」「スワンの涙」といった初期ヒット曲は、作詞・橋本淳、作曲&編曲・筒美京平というコンビによるもので、スウィートなナンバーを好ルックスの男子が歌うという組み立てが、失神現象へとつながった。

真木ひでと