黒木華主演のドラマ「凪のお暇」(なぎのおいとま/毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に凪(黒木)の隣に住むカギっ子・白石うらら役で出演中の子役・白鳥玉季(しらとり・たまき)ちゃんが話題だ。8月16日に放送された第5話では、毅然とした態度で「私たち、親が思ってるほど子どもじゃないから」とさらりと言い放つ大人顔負けの演技で視聴者の胸を打った。(以下、ネタバレが含まれます)
「凪のお暇」は、漫画誌「Elegance イブ」(秋田書店)で連載中のコナリミサトによる同名漫画が原作。仕事も恋もマンションもすべて捨てて安アパートに引っ越した28歳の大島凪(黒木華)が、元カレ・慎二(高橋一生)や新しく出会う人たちを巻き込みながらも人生をリセットしていくストーリー。
そんな同作で、凪が引っ越した安アパートの隣の部屋に住んでいるのが母ひとり子ひとりの白石みすず(吉田羊)・うらら親子だ。小学5年生のうららは初めこそ凪に警戒する様子も見せていたが、1話で凪のふわふわの天然パーマを触って「うわぁ!やっぱりふわふわ!」とはしゃいでからはすっかり凪になつき、交流を深めていった。
5話では、そんなうららの勇気ある行動がひときわ注目を集めた。
冒頭では、凪が慎二になじられる場面を目撃して黙っていられず「凪ちゃんをいじめないで!」と慎二に体当たり!体を張って凪を守る気概を見せた。
中盤では、女手ひとつでうららを育てる母・みすずをかばう場面も。男性にまじって建設会社で働くみすずだが、シングルマザーであることに加え穏やかな性格も災いし、周囲のママ友にマウンティングされがち。それを見抜いているうららは、ママ友たちを連れ、みすずの働く工事現場へと向かった。
そこには、巨大なクレーンを操るみすずの姿が…。男性作業員たちから“職長”と慕われ、頼りにされていた。自分より下に見ていたみすずの意外な一面に、ぐうの音も出ないママ友たち。凪はみすずのカッコよさとうららの強さ、賢さに触れ、胸がすく思いを感じたのだった。
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