2019/10/20 10:54 配信
料理に人生をかけ、パリで成功をおさめながら、ある事件によってすべてを失ったフランス料理シェフ・尾花夏樹。木村拓哉がそんな役柄に挑むドラマ、日曜劇場「グランメゾン東京」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)が10月20日(日)からスタートする。
どん底に転落した尾花とともに、世界最高の三つ星レストランを目指すことになるシェフ・早見倫子を鈴木京香が演じるほか、2人に関わっていく個性的なキャラクターを尾上菊之助、及川光博、沢村一樹、玉森裕太らが演じる。
クランクイン場所となったパリでの撮影を終え、揃いの料理人姿で現れた木村と鈴木に、現地での撮影秘話を聞いた。
――撮影はフランス料理の本場パリでクランクイン。パリでもっとも予約がとれない三つ星レストラン・ランブロワジーでの撮影はいかがでしたか?
鈴木:ランブロワジーは一度行ってみたい!と思っていた憧れのお店だったのでうれしかったですね。
格式ある店内で待機中、ポロシャツに前掛け姿の気さくなおじさまが笑顔で声をかけてくださったので、出入りのお花屋さんかな? と思ったら、なんといちばん偉いシェフで(笑)。
倫子を演じるにあたり、“シェフっぽく見せるにはどうすればいいか?”をずっと考えていましたが、それよりも自分の個性を存分に出し、画面の中で素晴らしい料理をつくることに打ち込みさえすれば、唯一無二のシェフに見えてくるんだと気づきました。
木村:僕は、ランブロワジーで働く日本人のスーシェフ(二番手シェフ)の男性から刺激を受けましたね。
実際にパリの三つ星レストランで若い日本人が頭角を現し、花形である肉部門のシェフとして多くのフランス人に指示を出しながらエネルギッシュに働いている。そのパワーは限りなくて、こういう人って絶対に自分から諦めたりしないだろうし、そんなあり方はやっぱりおもしろいな!って。
そのエネルギーは、自分が演じさせていただく尾花にひっぱりこんでもいいのかなと思いました。
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