店のテコ入れのため丹後が触手を伸ばしたのは、かつてパリの尾花の店「エスコフィユ」で見習いとして働いていた平古祥平(玉森裕太)だった。
一流ホテルの最年少料理長となった祥平の能力を高く買っていた丹後は、ホテルを退職するという祥平に「今度うちでスーシェフ(副料理長)のテストがある。おまえも受けてみないか」と勧誘。尾花に心酔しているはずなのに「グランメゾン東京」に合流しない祥平を不審がり、「おまえなのか? 3年前のナッツ混入事件の犯人…」と核心を突いた。
そんな中、「グランメゾン東京」が「gaku」とともに「トップレストラン50」の候補店に選出され、「グランメゾン東京」は一気に注目店に。張り切る尾花たちの前に丹後が現れ、「今度は正真正銘、店の力だけの勝負だ。はっきりさせよう、どちらが上か」と宣戦布告。傍らには、黒い「gaku」のコックコートに身を包んだ祥平の姿が…。
祥平を味方につけ、「グランメゾン東京」に真っ向から闘いを挑んだ丹後。そこには、「グランメゾン東京」が開業したばかりの店であることも、尾花がかつてアレルギー物質混入事件を起こした店のシェフだったことも一切関係ない。あるのはただ、「どちらがおいしい料理を作ることができるか」だけ。シンプルかつフェアな思いを胸に、丹後は尾花たちの前に立ちはだかった——。
ドラマ後半戦に向け、尾花夏樹率いる「グランメゾン東京」VS丹後学率いる「gaku」という対立構造が明確になった第5話。不敵な笑みを浮かべた菊之助に、SNSでは「丹後シェフの最後の笑み…ゾクゾクする!!」「菊之助さん、ラスボス感ハンパない!カッコいい」「菊之助さんの悪役は単なる悪党じゃなく、全身から品があふれてるのがいい!!」といった声でにぎわった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)