<グランメゾン東京>共感呼ぶライバル“丹後”の失脚に「救いを!」の声噴出

2019/12/24 19:00 配信

ドラマ

日曜劇場「グランメゾン東京」(TBS系)で、尾花夏樹(木村拓哉)のライバル・丹後学を演じている尾上菊之助(C)TBS

「丹後さんが救われる最終回を!!」


菊之助が演じる丹後の複雑な感情は、見る者の心に理屈抜きでダイレクトに届く。“完璧な悪役”ではないからこそ、共感せずにいられない。ライバルにもかかわらず、SNSでは「丹後さんに救いを!」「丹後さんが報われる最終回お願いします!!」といった丹後に寄り添う声が後を絶たない。料理に愚直なまでに没頭する丹後の誠実さが、ファンの心を打っている。

最終回予告では、丹後が「グランメゾン東京」を訪れる映像に「今度は俺が救ってやる」という声が重なり、ファンから「丹後さん、もしかしてグランメゾン東京に合流!?」「丹後さんがグランメゾン東京に来て尾花とケンカしながら料理作るところが見たい」といった妄想の声も上がっている。

果たして「グランメゾン東京」は、そして「gaku」は三ツ星を獲ることができるのか。そしてライバル・丹後の行きつく先は…? 「グランメゾン東京」最終回の展開に目が離せない。

いよいよ運命の審査!「グランメゾン東京」最終回あらすじ


グランメゾン東京」最終回は12月29日(日)に放送する。

ミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、フレンチにとって禁断の食材である”マグロ”料理に挑む尾花を見た倫子は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げる…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。

一方、「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロ。そんな中、ある事件が起こり…。

そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。

文=酒寄美智子