木村拓哉が主演を務め、12月29日(日)に最終回を迎える日曜劇場「グランメゾン東京」(夜9:00-10:24、TBS系)がクランクアップ。木村をはじめ、出演者たちは約5カ月わたって料理と向き合い、撮影を重ねてきたこともあり、最後のあいさつでは涙ぐむ人も。寂しさを感じつつも充実感にあふれたクランクアップとなった。
木村演じる尾花夏樹、鈴木京香演じる早見倫子をはじめとする登場人物たちが、「夢に向かって一生懸命に取り組む“大人の青春”」が視聴者たちの心を惹きつけた本作。
夏の暑い盛りにパリでクランクインし、パリの三つ星レストラン「ランブロワジー」での撮影や、フランス大使館の撮影協力、東京で三つ星を取り続ける岸田周三シェフの「カンテサンス」と、気鋭のレストラン「INUA」がドラマの料理を監修するなど、その料理への本格的な取り組みも注目を集めてきた。
さらにドラマ放送中にはミシュランガイド東京2020の発表があり「カンテサンス」が13年連続の三つ星、「INUA」は開店2年目にして二つ星を獲得し、ドラマに関わる2店の快挙が話題を呼んだ。
作品は、10月20日の初回放送にて平均視聴率12.4%でスタート。その後も12月15日の放送では番組最高14.7%を記録。回を増すごとにその展開は好評を得ており、最終回への期待が高まっている。
さらに、総合視聴率(リアルタイムでの視聴率に加えタイムシフト視聴の測定を加えた視聴率)では全話20%超えを記録しており、本作がさまざまなライフスタイルの視聴者に支持を得ていた事がうかがえる(視聴率:ビデオリサーチ調べ・関東地区12月25日現在)。
最終回はよる9時から30分拡大で放送。果たしてグランメゾン東京は三つ星を獲得することはできるのか。
これで撮影が終わってしまうということに少しがっかりしているし、まだ認めたくない。寂しく感じています。それだけ、この現場で過ごす日々がすごく楽しかったです。
(※サプライズでクランクアップの現場に駆け付けた寛一郎に対し)サプライズで寛一郎が現場に駆け付けてくれたのですが、このシーンを撮り始める前に、現場の前をウロウロしているのを見てしまって、サプライズが台無しではあったのですが(笑)、でもそんな気持ちがうれしいですし、寛一郎だけではなく、キャストやスタッフの皆さんの“心遣いの詰まった現場”だったので、すごく感謝しています。本当に、ありがとうございました。
無事にクランクアップするのはうれしいもので「終わりたくない」なんて思う事はなかなかないのですが、今は少しそんな寂しい気持ちもあります。
この作品で皆さんとご一緒させていただいて、例え現場の時間が押して夜中になってしまったときも(笑)、心から楽しく、本当に幸せでした。良い経験を積ませていただきました。宝物になりました!
そして、キャプテン・木村さんは最高のシェフです! またご一緒できるように頑張りたいと思います、本当にありがとうございました。
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