中川大志と石井杏奈のW主演映画「砕け散るところを見せてあげる」が5月8日(金)より東京・新宿ピカデリー他にて全国公開。その予告編とメーンカットが解禁された。
アニメ化もされた「とらドラ!」や「ゴールデンタイム」の原作者・竹宮ゆゆこの同名小説を実写化したこの映画。竹宮にとっては、初の実写映像化作品となる。
主人公は中川演じるどこにでもいる高校生の濱田清澄と、石井杏奈演じる学年一の嫌われ者・蔵本玻璃。
ある日、清澄は玻璃がいじめに合う現場に遭遇し、彼女を助け出す。それ以来、彼女をほっておけない清澄のサポートから、玻璃は少しずつクラスにもなじんでいった。やがて、いじめも落ち着きを見せてきた頃、玻璃の愛らしさと心の美しさに気づいた清澄と、彼を「まるでヒーローみたい!」と憧れを抱く玻璃は次第に心の距離を縮めていく。
だが、後半にかけて、そんな二人のラブストーリーかと思わせる展開から、切り裂くような玻璃の叫び声で映像は一変。
「危険が迫っています。逃げてください」と告げる玻璃の切迫した声と共にたたみかけられる怒涛の映像とともに、傷だらけで絶叫する彼女の姿も切り取られている。
映像の最後は「俺を生かすエネルギーはお前の幸せだから」と無邪気に笑い合う二人の姿で締めくくられ、深い愛の物語であることが感じられる予告編となっている。
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