大浜は大会社の社長を務めるくらいなので、根本的にはそこまで器の小さい男じゃないと思っています。でも、マサという人間がいたから会社が大きくなったという事実は認めたくない、マサがいなくてもやっていけると思う反面、本当にいなくなったらどうなるか分からないというコンプレックスもある。
それをマサとアユにぶつけるんです。アユが売れるとまたマサの力が強くなって嫌だなっていう…そこは器の小さいところですよね。しかも売れっ子の前だとこびへつらいます。
三浦さんはもう完全に役をつかんでいて、たいしたもんだなぁと思いました。三浦さんとは初日の1シーン目から顔の距離が6cmくらいの近さで激しく対立しました。
完全に負けたら面白くないので、今後も拮抗するくらいエネルギーで激しくぶつかっていきたいですね。辞任に追いやるまでいろんな計略を巡らせます。安斉さんもすごく存在感のある方なので、ご一緒するのが楽しみです。
大浜のせりふは、「どうかな~~~~~~~」とか、語尾に「~」が多くて、最初はどう言えばいいのか悩みました。
鈴木さんはバラエティーをメインでやってらっしゃる方なので、知り合いの芸人さんに紙に書いたせりふを見てもらって、どこまでリアルにやればいいのか、どこまで笑いの要素を入れていいのかなど、さじ加減をアドバイスしてもらいました。
一回「~」の部分を鉛筆で消して言ってみたり…。言い方一つで全然変わってくるので、テストでいろいろやってみて、周りの反応がなかったらそっとやめたり(笑)。
現場はすごく楽しいですよ。プロデューサーからも「この世界観を楽しんでください」とお言葉をいただいたんですが、まさにおっしゃるとおり!僕も大浜という役を楽しみます。
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