<攻殻機動隊 SAC_2045>田中敦子×大塚明夫×山寺宏一SP生配信番組独占レポート! 田中「私も公安9課の中に居ていいんだ」

2020/04/14 13:00 配信

アニメ

全編フル3DCGならではの苦労


公安9課を去った後、傭兵として活動中で完全義体のサイボーグ・草薙素子(CV・田中敦子)(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会


――「攻殻機動隊 SAC_2045」は3DCGで描かれていますが、苦労されたことなどありましたか?

大塚明夫:大変でしたよ! スーツを着て、顔にいろいろ付けて、動き回ってアクションすると息が上がっちゃう…。

山寺宏一:やってないでしょ! 大塚さん!(笑) 声だけ! モーションキャプチャのアクターさんじゃないから!

でも今回、モーションキャプチャを担当されたアクターさんの声も録音してるんですよ。その方々の動きをベースにアニメーションが作られているから、声を参考にすることもできるんです。キャラクターに寄せて話してくれていて、口は合わせやすいんですが、その方々の芝居に引っ張られてしまう部分もあるから、聞かない方がいい場合もあるんですけど。これも通常のアフレコとは違う部分ですね。

田中敦子:確かにそうでしたね。

山寺:何役かを一人で演じているモーションキャプチャのアクターさんもいるんだけど、その方はちゃんとキャラクターによって芝居を分けてくれていて。

元は警察所属の特捜刑事で、電脳化はしているものの体はほぼ生身だが、草薙が選抜して公安9課のメンバーに加えた・トグサ(CV・山寺宏一)(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会


――ところで皆さん、もし自分の体を義体化できるとしたら、どこを義体化したいですか?

山寺:僕は声帯ですね。どんどん衰えてくるし。お酒飲んで、話したり歌ったりするの大好きなんだけど、一発でやられるからね。大人しくしないといけないんだけど(笑)。とにかく、いくら勢いよくやっても大丈夫なような声帯が欲しいね。声帯さえなんとかなってれば、ずっと仕事できるじゃないですか。僕、ずっと仕事したいんで! でも、義体化してしまうと「それは自分なのか?」という疑問もありますけど。

田中:私は、ビジュアルまで変えようというわがままは言いませんので…(笑)、俊敏に動ける体が欲しいです。素早く走ったり…そんな感じですね!

大塚:僕は脳かな。ハイスペックな脳があれば…そうすればだいたい大丈夫じゃないですか。

山寺:疲れるよー、ハイスペックだときっと! 緩くなってるくらいでちょうどいいって。

大塚:その方が楽かな?

山寺:そうだよー、いろんなこと分かっちゃうとさー。

大塚:じゃあ、やめようか(笑)。

草薙の右腕として全身のほとんどを義体化し「眠らない眼」と呼ばれる義眼を持つ元特殊部隊員のバトー(CV・大塚明夫)(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会