A VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いだと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサはアユのことを会社全体で守ることを条件に、このプロジェクトを引き受けることを決意する。
マサと一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ。マサは「俺はおまえでおまえは俺だ」とアユを抱き締め、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。
いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待と、マサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。
一方、アユはマサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートで、どんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。擦れ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人。
ある日、久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートはかなわなかった。謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、幸せな日々を過ごしていた2人は少しずつ引き離されていく。
そんな中、礼香(田中みな実)の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というせりふが胸に突き刺さったマサは、決意を固め、自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始める。
そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユは、ショックのあまり姿を消してしまう。
その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)、マサが見守る中、ステージへ向かうアユ。またアユはマサにあてた最後のラブレターを送る。
アユとマサ、2人が下す決断、そして“神に選ばれた歌姫”アユの運命が描かれる――。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)