<アンサング・シンデレラ>薬剤部の意見が対立…末期がん患者に石原さとみ“みどり”らができることとは

2020/08/12 12:00 配信

ドラマ

【写真を見る】みどり(石原さとみ)と一緒に太一(伊武雅刀)のことを担当したいと申し出るくるみ(西野七瀬)「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第5話より (C)フジテレビ


注目の第5話では――


萬津総合病院に入院中の「娘娘亭」店主・辰川秀三(迫田孝也)の父・太一(伊武雅刀)の容態が急変。幸い安定したものの、葵みどり(石原さとみ)は辰川家を心配していた。太一は末期がんだが、辰川は本人に告知をしていない。そのことで、祖父にうそをついていると悩む秀三の娘・樹里(久保田紗友)は摂食障害になってしまっていた。

樹里に助けを求められたみどりは、辰川を説得。辰川は太一に告知して抗がん剤治療を受けてもらうことにした。

しかし、医師から告知を受け、抗がん剤治療を行わなければ余命3カ月と言われた太一は「治療の必要はない」と思っているという。辰川と樹里は反対するが、太一は入院せずに家族と過ごしたいらしい。みどりは抗がん剤治療には休薬期間があるので、自宅で過ごすこともできると提案する。

太一は家族との話し合いで治療を決め、樹里は太一と一緒にこれからやりたいことのリストを作る。

家族3人の目標は、退院して太一の大好きな野球を見に行くこと。しかし、そこに薬剤部で治験管理を担当する七尾拓(池田鉄洋)が現れ、太一に治験薬の使用を提案。一方で、みどりは治験薬の提案が太一ら家族に精神的な不安をもたらすことを心配する。担当医の畑中(長谷川朝晴)は、治験薬の使用を推し進めようとする七尾とそれに反対するみどりとの間で揺れ動く。

そんな中、みどりは相原くるみ(西野七瀬)と“ケモ室(抗がん剤調剤室)”へ。くるみはがん薬物療法認定薬剤師の資格を持つ刈谷奈緒子(桜井ユキ)の仕事に興味を示す。調剤室に戻ると、くるみはみどりと一緒に太一を見たいと販田聡子(真矢ミキ)に申し出る。くるみにはまだ早いと不安視する販田だが、みどりは了承する。