日々、事件に追われている専従捜査班に訪れたつかの間の休日にも関わらず、なんだかんだと資料係にメンバーが集まってくる。忘れ物を取りに来た野々村拓海(白洲迅)の発案で、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)は、急きょキャンプ場へ。
到着した天樹らは、そこで出会った野上康二(勝部演之)、悦世(田岡美也子)夫妻、ミステリー研究会の仲間だという大学生・山波智喜(深澤嵐)らと、一緒に食事をすることに。
楽しいひと時を過ごす一行だが、温泉水をくみに行った川崎慶吾(安田啓人)が青ざめた顔で戻って来るなり、倒れてしまう。天樹らは救急車を呼ぼうとするが、なんと圏外、さらに管理人の戸沢博之(村松利史)らと事務所に駆け込んだところ、電話線が切られていた。
一方、青山は「伝説が始まった」と書かれた看板を発見。それを知った山波は、この村に伝わる伝説について語り始める。
昔、干ばつに襲われたこの村で、3人の若者をいけにえとして神様に捧げたところ、恵みの雨が降って救われたというのだ。しかも最近、伝説をなぞらえるようにこの村を訪れた人が”3人”消えるという奇妙な事件が起きているという。
その後、単独行動をしていたソロキャンパーの笹沼一平(内野謙太)が、傷だらけで倒れているのが見つかる。さらに、拓海も突然意識を失ってしまう。
3人が被害に遭ったこと、キャンプ場の隣に住んでいる清田澄子(宍戸美和公)の「バチが当たったのよ」という言葉に、“やはり伝説になぞらえた事件なのか”と、一行が騒然とする中、重苦しい空気が漂う野上夫妻の様子から過去の記憶を呼び起こされた天樹は、探し出した避難所から片桐正敏(吉田鋼太郎)に連絡。
ある夫婦が刺殺され、山中で見つかった25年前の事件を調べてほしいと頼む。片桐の話を聞き、次々に起こっている不可解な出来事は、単純な事件ではないと考えた天樹は、専従捜査班のメンバーとイチから調べ直すことに。
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