望美が目を覚ましてからも、過保護に望美を監視する多恵。望美が結人(坂口健太郎)と勉強をしたいと言っても許さなかったし、部屋には監視カメラ、望美にはGPSを付けている。その行動は「あなたを心配している」という一心からだ。
ところが、望美からは「目が覚めてからずっと思ってたけど、ママやっぱ変だよ!こんなの私が大好きだったママじゃない!」と反発されてしまった。
変わらぬ孤独に耐える多恵。そんな母を救ったのは、他ならぬ娘・望美だった。
手紙を持ってきた望美は「ママへ。さっきはひどいこと言ってごめんなさい。(中略)ママは大変だったんだろうな、そりゃ白髪にもなっちゃうよな。(中略)私は本当に大切なことをまだやっていないことに気付きました。それは、ママを抱きしめてありがとうっていうことです。ママにギュッてしてもらって“良かったね”っていってもらうことです」と朗読した。
「字はきれいになってるわね。週2回、結人くんと勉強するの」と認めた多恵。「ありがとう、ママ!」と母娘はハグし合い望美は「ママ、だーいすき」と再び言うことができた。
視聴者は多恵の悲しみや25年間の切なさに涙を流したようでSNSには「怖いお母さんとのハグで泣いた」「事故から今まで、抱きしめて欲しかったのはお母さんなのかも」「これから望美と成長していけるといいね」など、多恵を思うつぶやきが並んだ。
次週、第4話は10月31日(土)に放送される。望美は多恵のことをなぜかうっとうしく感じ始めていた。そんなこととはつゆ知らず、多恵は朝から望美の好物を用意して娘にベッタリとする。結人が家庭教師に来ることに心躍る望美は勉強がはかどり、中学の学習内容に進むことに。本当は通うはずだった中学校を見に行く。“反抗期”のイライラを感じる望美を、新たなトラブルが待ち構えていた。
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