日本テレビ系で4月から放送される、堺雅人主演の新ドラマ「Dr.倫太郎」から、蒼井優、吉瀬美智子ら追加キャストが発表された。
同作は、堺演じる人気精神科医・日野倫太郎がさまざまな症状を持つ精神疾患患者たちと向き合い、その心に寄り添うことで治療していくストーリー。
さらに、「恋愛なんて一過性の精神疾患だ」とたかをくくっていた倫太郎が、ある女性との出会いから本物の恋にはまっていく姿も描かれる。
蒼井は倫太郎が恋する相手で芸者・夢乃役を、吉瀬は倫太郎の幼なじみで外科医・百合子役を演じる。
堺は「蒼井優さんは『Dr.コトー診療所』('06年放送の第2期、フジテレビ系)でも共演していますが、同じシーンがなかったので、映画『ハチミツとクローバー』('06年)以来(の共演)になります。日本を代表する素晴らしい女優さんですよね。今回、芸者さんとして登場するわけですが、間近で彼女の演技を見られてとてもうれしいです。僕は彼女と恋に落ちる設定ですが、もうすべて彼女に任せて、翻弄(ほんろう)されていようと思っています(笑)」とコメント。
続けて「吉瀬美智子さんは『リーガルハイSP』('14年フジテレビ系)以来の共演です。妖艶だけど男気もあって、硬軟織り交ぜたお芝居をされる、とてもすてきな女優さんという印象を持っています。今回は“同志”でもあり、秘められた思いもあるようで、こちらもとても楽しみです」と2人の印象を語った。
一方、蒼井は「正直、とんでもない役を引き受けてしまった…とすごく動揺して、最初に台本を読んだ日は眠れなくて3回読み返しました。(脚本の)中園(ミホ)さん、(演出の)水田(伸生)さん、(主演の)堺さんという座組みを聞いてすぐにこの役を引き受けてしまいましたが、自分にとって結構な挑戦になると思います」と意気込む。
また、吉瀬は「誰もが持っている強さと弱さをうまく描いていて、笑いあり、感動ありのとても面白い作品だと思います。堺さんの違ったキャラクターを見るのが楽しみです」と期待を寄せた。
ほか、内田有紀、高梨臨、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世らが出演。
堺は「今回のキャストの方々が本当に豪華過ぎて!すてきな共演者が一人でもいらっしゃると『この方がいるから楽しみ』と現場に行くのがうれしくなってしまうのですが、そんな皆さんが、今回勢ぞろいしていてすごいですよね!?役者にとって、これ以上ない贅沢です」と、興奮気味に語った。
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