生き写し!? 吉田鋼太郎が連ドラ初主演でバツ3男役に

2015/10/08 07:00 配信

ドラマ

テレビ東京系ドラマ「―東京センチメンタル」で連ドラ初主演を果たす吉田鋼太郎(C)テレビ東京

テレビ東京系では、'16年1月に吉田鋼太郎主演の「ドラマ24『東京センチメンタル』」を放送する。

本ドラマは'14年末に1時間半のスペシャルドラマとして放送。好評を受けて、現在放送中の「孤独のグルメ Season5」など話題作で注目される「ドラマ24」枠に登場する。

ストーリーは完全オリジナル脚本で、東京の下町・言問橋の老舗和菓子店「くるりや」の職人・久留里卓三が繰り広げる日常を描く。卓三が思いを寄せる相手役には、各話ゲスト女優が出演予定。

連続ドラマ初主演となることに加え、「半沢直樹」('13年TBS系)や「花子とアン」('14年NHK総合ほか)など強烈な脇役を演じてきた吉田が、自由気ままな“バツ3男”を演じることも話題に。

吉田は「お話をいただいた時は、にわかには信じられなかった。大変光栄な身に余ることだと思うのと同時に『是が非でも皆さんに喜んでもらえるドラマにしなければ、自分が主役をいただいた意味がないぞ』と身の引き締まる思いでした」と連ドラ化のオファーを振り返る。

卓三の魅力について「腕の良い和菓子職人という真面目で実直な一面を持ちつつ、離婚歴のある独身で、カメラや食べ歩き、散歩が趣味という自由人。すぐに恋に落ちてしまうのが弱点でしょうか。知り合った女性が、自分に気があると思い込むのが特技です。酒好き女好き、そして自由が好き。まるで吉田鋼太郎自身のような人物です」と分析した。

下町の情緒がよく似合う吉田だが「僕は東京・目黒区の出身で、残念ながら下町の方にはあまりご縁がありませんでした」と明かしながらも「父に連れていかれた浅草寺近くのそば店『並木藪蕎麦』で昼下がり、お客の引けた時間に熱かんをちびちびやりながらのそばが最高!」と下町とのエピソードを披露した。

さらに、自由人・卓三を見守る共演者からもコメントが寄せられた。

「くるりや」のアルバイト店員・須藤あかね役を演じる高畑充希は「スペシャルを撮影していた時からもう1年近くたったのですが、和菓子屋さんで鋼太郎さんとあいさつを交わした瞬間に、くるりやでの出来事が昨日のことのような感覚に陥りました。不思議。ドライで肝が座っていて、ちょっぴりチャーミングなあかねちゃんに再会できてとてもうれしいです。のんびりほっこり、頑張ります!」と意気込む。

本ドラマは東京の下町に実在する店が舞台となるのもの見どころ。柴又の老舗うなぎ店、押上の珈琲店、神保町のそばと酒の店など、昔ながらの味と落ち着きを保つ数々の名店が登場する。

卓三の昔なじみで理容店の店主・柴田幸吉役を演じる片桐仁は「ロケハン大変だろうな」とスタッフを労う。また「『ちょい悪オヤジ(死語?)界』のスター・吉田鋼太郎さん以外の人選はあり得ない『東京センチメンタル』が祝・連ドラ化! 東東京を中心に東京のいろんな町も見られるし、毎回ゲストで出る女優さんはキレイだし、楽しみっす! 僕は、卓さんのいろいろな“過去の女性”を知っている近所の床屋さんです。この役好き」と連ドラ化を喜んだ。

そして、レギュラーキャストとして、卓三の過去を知るという謎多き女性・玲子役に新たに大塚寧々を迎えることが決定。

大塚は「今回から参加させていただきます。今までの雰囲気を壊さないように頑張りたいと思います。いただいている(途中までの)台本の中で感じる玲子は、さっぱりしている性格だと思うので、そういうイメージを出していけたらなと。いろんな事情がきっとあるはず。大人の女性として、それを含みつつ抑えつつ、でも表面はさっぱりと…、な玲子を演じていきたいです」と役どころを明かした。

井関勇人プロデューサーは「最近、会長、社長、部長…などお偉いさんの役が多い吉田鋼太郎さんですが、このドラマでは鋼太郎さんの等身大の役を等身大で演じてくれます。 酒が好きで、街ぶらが好きで、女性が好きで…でもどことなく憎めなく、グッとこらえるところは痩せ我慢…久留里卓三はまさに鋼太郎さんの生き写しです。そんな卓三を皆さんで愛してあげてください! また、これからさらに加わる新レギュラーや各話のゲストにも豪華な俳優陣が登場予定です。ぜひ楽しみにしてください」と語った。