ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

ザテレビジョンドラマアカデミー賞ノミネート作品
104回(2020年1月クール)「テセウスの船」

104回(2020年1月クール)「テセウスの船」

TBS系 2020年01月19日~2020年03月22日 毎週日夜9:00-9:54

▽主演男優賞受賞:竹内涼真
警察官の父・文吾(鈴木亮平)が起こしたとされる殺人事件で、文吾の無実を信じ、事件に立ち向かう田村心(たむら・しん)役を演じた竹内涼真。不器用ながらも必死で家族を守ろうとする姿に「見事に引き込まれた…」との声が。「過去に飛び、家族に危険を訴える切実な姿に胸を打たれた」「タイムスリップというトリッキーな設定の中、説得力ある演技で視聴者を物語世界に引き込んだ」と竹内の迫真の演技が好評となり、読者、審査員、記者の全部門で1位に選ばれた竹内が受賞した。
【竹内涼真 受賞コメント】
この作品で主演男優賞をいただけてうれしいです。心は背負っているものが壮絶過ぎて、それをリアルに想像して現場に入っていくのには気合が要りました。
それに加え、このドラマはミステリーでもあるので、その展開と役の気持ちを擦り合わせてどう表現するか難しかったです。心の気持ちだけを追ってしまうと違和感が多少あるかもしれないというところも、ミステリーの展開としてはそこを通らないといけない。撮影が始まって、その部分をどうするか、監督さんとかなりの時間をかけて話し合いました。
もちろん皆さんの反応は現場でも話題になっていました。「死体から逃げるな」とか「大切な証言をなぜ録音しておかない」とか、いろいろ指摘されましたが、少なくとも現場での僕は心として確信を持って目の前の死体から逃げていたし、自信を持ってみきおにだまされていました。それも結果的にこのドラマの魅力になったので良かったのかな(笑)。
本当に1話ごとに全力を尽くさないと、視聴者の方に熱量を届けるのは難しいんだな…と。そのことを改めて感じました。僕はこれからもいろいろな作品で、現場ごとにまた悩むだろうけれど、今回、日曜劇場の主演という大変な現場をやり遂げられたことは大きな自信になりました。それだけではなく、終わってから振り返ると「あのときこうやっておけば良かったかも」という反省も正直あるので、そういう思いは次の作品に生かしていきたいです。僕の仕事は、そういうことの繰り返しなのかな。
これまでやった役の中でも精神的にも大変なことが多かったので、監督さんたちをはじめ、スタッフの皆さんが仲良くて、コミュニケーションを取れたことにすごく救われました。

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