<麒麟がくる>光秀と家康の“干し柿”の伏線回収!風間俊介「光秀は、ずっと再会したかった人」

2020/11/08 20:45 配信

ドラマ

風間俊介が徳川家康として再登場!(C)NHK


11月8日放送の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、織田信長の撤退戦「金ケ崎の退き口」が描かれ、“戦国三英傑”が勢ぞろい。風間俊介が徳川家康として初登場し、コメントを寄せた。

同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川博己)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀、さらに豊臣秀吉や徳川家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く物語。

(以下、第31回のネタバレを含みます)

光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)を強く説得する(C)NHK


第31回にて、ついに越前へ向けて出兵を開始した信長(染谷将太)。破竹の勢いで敦賀まで制圧。朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩に迫った金ヶ崎に到着する。そこで光秀と再会した家康は、幼少期に“干し柿”を百姓に変装した光秀からもらった思い出を話す。

久秀(吉田鋼太郎)らが金ヶ崎の静けさを不審に思っていたその時、浅井長政(金井浩人)が信長を突然裏切ったとの知らせが届く。朝倉・浅井に挟まれ絶体絶命の信長軍だが、信長はこのまま前進するという。光秀(長谷川)は、織田信長はいま死んではならない、逃げるべしと強く説得。光秀は藤吉郎(佐々木蔵之介)とともに壮絶な退却戦へと臨むこととなった。

風間は「光秀から干し柿をいただいたのは竹千代(岩田琉聖)でしたが、岩田くんが演じてくれた竹千代からバトンを受け継ぎ、このシーンにつながっていることを強く感じながら演じました。光秀は、ずっと再会したかった人。幼いころから一癖も二癖もある大人たちを見てきて、その中でも光秀は信頼できると感じた稀有(けう)な存在だったはずです。ですから今回、信長様のもとにはせ参じるときには、あの光秀にまた会える!とうれしかったと思います」と語った。

また、家康としての今後の見どころを風間は「物語の序盤では何者でもない元康が、これから徐々に頭角を現していきます。とはいえ、皆さんが思い描く天下人とはほど遠く、まだまだ家康としては完成していません。名だたる武将の中で、誰が天下を取っていくのかは視聴者のみなさんはすでにご存じですが、登場人物たちはもちろん誰もそのことを知りません。家康についても『まだまだこれから』という風に見えたら良いなと思います」と明かした。