毎話別人の表情を見せる柴咲コウ…振り幅MAXのキャラ変に「1話見逃したかと思った」の声<35歳の少女>

2020/11/29 12:03 配信

ドラマ

「35歳の少女」第8話より(C)NTV

柴咲コウが主演を務める「35歳の少女」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第8話が11月28日に放送された。

第8話では、家族も恋人の結人(坂口健太郎)のことも誰も信じられなくなった望美(柴咲)の行方が分からなくなり、父・進次(田中哲司)が居場所を突き止めて訪ねると、望美は別人のようになって心を閉ざしていた。

事故から目覚めて、心は10歳の少女のまま明るかった望美が、急成長を遂げた結果、まさか笑うこともしない女性へとなってしまったという急展開に視聴者にも衝撃が走った。(以下、ネタバレが含まれます)

遊川和彦の書く世界×柴咲コウの演技力


ドラマ「35歳の少女」の制作チームは、「家政婦のミタ」(2011年日本テレビ系)、「同期のサクラ」(2019年日本テレビ系)と同じスタッフが集結し、脚本家・遊川和彦が「〇〇妻」(2015年日本テレビ系)以来、5年ぶりに柴咲とタッグを組んでいる。

先の展開が読めない遊川脚本であるが、今回もまた、物語がどんな方向へ進んでいくのか誰も分からない状態になってきている。

望美を演じる柴咲の演技は、毎回、視聴者の注目を浴びている。

目覚めたばかりの望美は、自分の記憶の中にある家族や変わり果てた世界に戸惑い、泣きじゃくり、不安な表情を見せる一方で、未来への希望に満ちあふれ、周囲にもポジティブな意見で立ち向かう子であった。

“子”と記したのは、見た目が35歳の女性であることからすれば誤りであるが、初めの頃の柴咲は、ジュースを飲む姿やピョンピョン跳ねるように歩く姿が間違いなく小さな子供のようであった。

しかし、その後、回を重ねるごとに、望美は反抗期や思春期を経験。立ち居振る舞いも少しずつ落ち着いたレディーのように近づいていき、初恋相手の結人と「結ばれた」と恥じらう様子は、もう完全に若い乙女のように成長した姿を見せていた。

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