10歳の美少女子役・白鳥玉季、ドラマ&映画界を席巻!“凛とした強さ”表現し「エール」「麒麟がくる」「テセウスの船」「極主夫道」話題作に続々出演

2020/12/13 11:37 配信

ドラマ 映画

※画像は白鳥玉季Instagram(shiratori_tamaki)のスクリーンショット

「私たち、親が思ってるほど子どもじゃないから」


彼女が一躍注目を集めたのが2019年のドラマ「凪のお暇」。主人公・凪(黒木華)が引っ越した安アパートでの隣人・うららを演じた。

シングルマザーである母・みすず(吉田羊)の苦労を間近で見て育ち、どこか冷静で冷めた雰囲気のうらら。だが、友だちである凪が元恋人・慎二(高橋一生)になじられると、黙っていられず「凪ちゃんをいじめないで!」と体当たり。体を張って凪を守る気概を見せた。

うららが鮮烈な印象を残したセリフがある。安アパートに住み、犬も飼えない自分の境遇を恥じ、友達にたくさんのウソをついていたうらら。だが、凪との交流をきっかけに友達にウソをつくことをやめ、本当の友だちも見つけた。

「ねぇ凪ちゃん。私たち、親が思ってるほど子どもじゃないから。一緒にいて楽しい子は自分で考えて選べるし」そう静かに宣言した彼女の凛とした声の響きは、“カッコいい女性”のそれだった。

凪のお暇」うらら役で大人顔負けの演技を見せる白鳥に、視聴者からも「白鳥玉季ちゃんの演技が上手すぎて鳥肌」「芯のある表情、りりしい表情。カッコいい!」「雰囲気が大人っぽい!ほんとに9歳!?」といった声が上がった。

白鳥が演じるキャラクターの魅力は、このカッコよさ。視聴者が“カッコいい”と憧れてしまう強さと説得力が、小学生にしてすでに備わっている。同年代を見渡しても、彼女ほど“カッコいい”の声が上がる少女子役は見当たらない。

生意気じゃないカッコよさ


ルックスの愛らしさもさることながら、何よりも、大人だろうが極道だろうがひるまない意志の強さ、賢さが、そのカッコよさの源だ。幼い子どもが大人と渡り合うさまは、さじ加減を間違えば“生意気”ともとらえられるが、彼女の場合そんな印象はまったく与えない。ふとした表情やせりふ回しに、揺るがない意志の強さや思慮深さが感じられるからだ。