「そして誰もいなくなった」で沢村一樹&荒川良々が事件に挑む

2017/02/22 05:00 配信

ドラマ

3月25日(土)、26日(日)放送の「ーそして誰もいなくなった」(テレビ朝日系)に、原作にはない敏腕刑事役で沢村一樹&荒川良々が登場!(C)テレビ朝日

3月25日(土)、26日(日)夜9時から二夜連続で放送される「二夜連続ドラマスペシャル アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった」(テレビ朝日系)に、原作には出てこない敏腕刑事役で、沢村一樹荒川良々が出演することが決まった。

本作は、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」を日本で初めて映像化。仲間由紀恵を主演に迎え、向井理柳葉敏郎余貴美子國村隼藤真利子大地真央橋爪功津川雅彦渡瀬恒彦といった豪華なキャストが集結する。

沢村演じる警視庁捜査一課の警部・相国寺竜也は、事件に関する下調べに余念がなく、現場ではささいな証拠も見逃さない、鋭い観察眼を持った敏腕(だけどちょっと変わった)刑事。

一方、荒川は事件が起きた兵隊島の管轄・八丈島東署捜査課の警部補・多々良伴平を演じる。優秀だが一風変わった相国寺に振り回されながらも、事件解決のために奔走する。

相国寺と多々良は、絶海の孤島にあるホテルに招待された10人全員が殺され、10体の死体が見つかるという不可解な連続殺人事件を解決するため、島にやってくる。

天才的な観察眼と推理力を持つ相国寺と、仕事はできるが至極平凡な多々良という全く違うキャラの2人が、鮮やかに事件の謎を解いていく姿にも注目だ。

沢村は「刑事という“職業人”であることを強調できるような眼鏡を着用し、“とても優秀だけどちょっと風変わりな人物”というのを意識しています。“なんでもできる人”というよりは“一つのことが飛び抜けて出来る人”というイメージで役作りをしてみました。

荒川さん演じる多々良との掛け合いは本当にかみ合っていなくて…(笑)。荒川さんの独特の風貌と間合いも存分に生かされていますし、相国寺ととてもお似合いのコンビですので、そこは楽しんで見ていただきたいですね」と語る。

荒川は「僕は刑事役なので、事件が起きた後に現場にやってくるのですが、つくづく『殺される側じゃなくてよかったな』と思っています(笑)。きっと緊張しちゃいます…。

脚本をいただいてキャストの皆さんのお名前を見たときは『うわぁぁっ!』ってなるくらいそうそうたる皆さんが並んでいましたから! 現場でお芝居を直接見てみたいとは思いますが、今のところは殺されている様子を写真で見るばかりです。本当にいろいろな殺され方をしているので、楽しみにしていてください(笑)」と期待を寄せた。

【あらすじ】

八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島に立つ「自然の島ホテル」のオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。

元水泳選手の白峰涼(仲間)、元東京地裁裁判長・磐村兵庫(渡瀬)、元国会議員・門殿宣明(津川)、救急センター医師・神波江利香(余)、元傭兵・ケン石動(柳葉)、元女優・星空綾子(大地)、ミステリー作家・五明卓(向井)、元刑事の久間部堅吉(國村)の8人は島に到着するも、ホテルの執事夫婦の翠川信夫(橋爪)とつね美(藤)からオーナーの七尾は不在だと告げられる。

期待と不安に包まれながら夕食をとっていると、突如過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。10人が互いの過去を探る中、1人の招待客が目の前で殺されたことを機に、1人、また1人と殺されていく。

数日後、事件の報を受け兵隊島へと向かった警視庁捜査一課の警部・相国寺(沢村)と八丈島東署捜査課の警部補・多々良(荒川)は、大きな“密室”で死体となって発見された10人が、殺された謎に迫っていく。