杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。1月13日放送の第28回ではいよいよ、千代(杉咲)が主役を務める舞台「正チャンの冒険」の幕が開いた。その結末は、意外なものだった。(以下、ネタバレがあります)
“大阪のおかあさん”として人気を誇った名女優・浪花千栄子をモデルに、ヒロイン・千代の奮闘を描く「おちょやん」。第6週「楽しい冒険つづけよう!」(1月11日~16日)では、打ち切りの瀬戸際にある「山村千鳥一座」が起死回生の舞台「正チャンの冒険」を上演しようとしていた。
主人公・正チャン役を務めるはずだった清子(映美くらら)が負傷し、“腹式呼吸”すら知らなかった芝居ド素人の千代が、セリフをすべて覚えているという理由で急きょ代役を務めることに。千代のあまりの未熟さにしびれを切らした師匠・千鳥(若村麻由美)が徹夜で稽古をつけ、そのかいあって千代は本番で見違えるほどの演技を見せた。
だが劇のクライマックス、千代は大事な小道具である聖剣を忘れる大失態! 剣がなければ山賊を倒すことができず、幕が下りない。そこで千代が思いついたのが、“戦わずに解決する”というウルトラCだった。
大阪弁のアドリブで「ほんまは寂しかったんやろ?せやさかいお姫様さろたりしたんやなぁ。今までつらいことばっかりやったかもわかれへんけど、大丈夫、だんない。きっとこれからはええこともぎょうさんある。せやさかい、みんな一緒に楽しい冒険つづけよう!」とにっこり舞台を締めくくった千代。みんなハッピーなエンディングに、客席からもたくさんの笑顔と拍手が贈られた。
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