清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月7日放送の第16回では、百音(清原)の父・耕治(内野聖陽)と気象予報士・朝岡(西島秀俊)がテレビ画面越しに“共演”。ドラマファンを喜ばせた。(以下、ネタバレがあります)
「おかえりモネ」は、宮城・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインの“モネ”こと百音(ももね)が、気象予報の仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。脚本は、「透明なゆりかご」(2018年、NHK総合)でも清原とタッグを組んだ安達奈緒子が担当する。
第4週「みーちゃんとカキ」(5月31日[月]~6月4日[金])では、百音の妹・“みーちゃん”こと未知(蒔田彩珠)が種ガキづくりの自由研究に打ち込む姿を通して、漁業と気象の深い関係に百音が気づいていく。
登米の森林組合に就職した百音だが、祖母・雅代(竹下景子)の初盆で気仙沼の実家に帰省中。そんなある日の昼食どき、食卓を囲む百音たち一家の居間のテレビでお昼の気象情報が始まった。画面に映ったのは、気象予報士の朝岡。百音が思わず「あ」と声を上げると、耕治が「どうした?」と画面の朝岡をまじまじと見つめ、「あ~、モネはこういう人がタイプかぁ~」とつぶやいた。
百音にしてみれば、林間学校で突然の雷雨に見舞われた際、的確な指示を出してピンチを救ってくれた恩人なのだが、耕治はそんなことはつゆ知らず。のんきに「こういう人がタイプかぁ~」と百音の顔を覗き込む姿は、思春期の娘を持つ父親そのもので、微笑ましい。
そんな何気ないワンシーンだが、一部のファンからは熱視線を浴びることにもなった。耕治役の内野と朝岡役の西島の組み合わせから、ドラマ「きのう何食べた?」(2019年、テレビ東京系)を連想したドラマファンが少なくなかったのだ。
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