希少食材を追う芸人たちの過酷ロケに博多大吉「体験もしてみたいとは思いますが、絶対に足手まといになります(苦笑)」<ニッポンの食材 大捜索!ごちそうハンター>
――これまでに入手困難な食材を食べたことがあれば、ご紹介していただけますか?
大吉:はい、昔の話でよければ。熊本はとても馬刺しがおいしくて有名なのですが、福岡と熊本って隣の県なのに、福岡はそこまで馬刺しは有名ではないんです。この差は何だと地元の方に聞いたところ、「熊本の人は福岡がライバルだと思っているから、うまい馬刺しを福岡に出すわけない。おいしいのは全部熊本で食べている」という、冗談とも本気とも取れる話をうかがったことがあります。実際、そうかもしれないと思うぐらい、熊本の居酒屋さんが出す馬刺しはどこもおいしいですし、特に漁港近くの居酒屋さんで食べた馬のレバ刺しが、ひっくり返るぐらいおいしかったです。ルビーみたいにピッカピカで、あんなレバ刺しにお目に掛かることはもうないかも知れません。
華丸:僕は「大名道中駕籠かしわ」という駅弁がとても好きで、博多駅で購入できるのですが、朝の8時以降しか売ってないんです。ただ僕ら、大阪や東京に仕事に行くときには大体朝が早い新幹線なので、買うことができない。 なので僕にとってはとても入手困難なお弁当なんですよ。
――ご自身で山菜採り、釣りなど、食材を調達した経験はありますか?
大吉:僕ら、釣りやアウトドア的な趣味がなくて。しかも最近はそういうロケもめっきりご無沙汰で、多分年齢的なこともあると思います。岩茸のロケも、絶対僕なら山の中で3回は滑り落ちていますし、正直、僕らみたいなベテランが山の中に入って行ったら、スタッフさんも気を使うと思いますし。
華丸:僕らいい歳なんで、保険もかけなきゃいけないでしょう?
大吉:うらやましいなとは思います。人生で一度ぐらいはあんな沖まで行ってサメを捕るような体験もしてみたいとは思いますが、絶対に足手まといになりますし(苦笑)。
華丸:そういう役は、瀬下君にもう任せます(笑)。
――番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします!
華丸:あなたの知らない、食材の世界が広がっています。そしてぜひ、水深1000mの世界に遭遇していただきたいと思います。
大吉:食材ハンターが行くところは、本当に全部見どころが盛りだくさんだと思います。ただ、割と僕がいいなと思っているのは、平野レミさんがご自身以外の料理を食べて感想を言うという今回の主旨。僕はそういうレミさんをテレビで観たことがないので、ちょっとご期待いただきたい。こんなにシンプルなコメントなんだと思いました。
華丸:どちらかと言うと作る側だから、ああなるんじゃないですか?
大吉:いい意味でも悪い意味でも、忖度一切なしで、ストレートにコメントなさるレミさんに僕はしびれましたね。
華丸:でも、そこは内心助かりました。先にコメントを言ってくれたので(笑)。
大吉:ちょっと注目ポイントだと思います(笑)。