「LEADERSII」佐藤浩市ら出演者たちが登壇!『疾走感が常に近くにあった』

2017/03/24 12:15 配信

ドラマ

会見に登場した(左から)菅野美穂、東出昌大、佐藤浩市、内野聖陽、郷ひろみ(C)TBS

2014年3月に二夜連続で放送されたドラマ「LEADERS リーダーズ」の第2弾となる「LEADERSII」が3月26日(日)に放送される。ドラマは、第二次世界大戦前後、日本の未来のためにモノづくりに人生を懸けた人間たちの生きざまを描いた物語。

2014年に放送された第1弾では、主に国産自動車開発の世界が舞台だったが、今回の第2弾では、国際自動車開発の販売を中心に物語が展開していく。

第2弾の放送を前に会見が行われ、主役の佐藤浩市をはじめ、内野聖陽東出昌大郷ひろみ菅野美穂が登壇した。

前作に引き続き、アイチ自動車の製造部門と販売部門を引っ張っていく情熱的な男、愛知佐一郎を演じた佐藤。

「前作と時間軸は一緒なんですけど、アナザーストーリです。またいろんな方々をお迎えしてバトルが繰り広げられる中、前作以上に緊張感を持って今回取り組むことができたと思います」とコメント。

前作でも大規模な撮影が行われたと明かしていた佐藤。第2弾でも大規模な撮影が行われたことを語った。

「前作でも、さまざまなロケ地に行かせていただいたわけですけど、今回もまたそれに勝るとも劣らないくらいの走行距離で…。また上海にもお邪魔することができましたし、いろいろ大変だということは作品に入る前から覚悟はしていたのですけれども。疾走感というものが常に近くにあったような気がします」。

また、佐一郎の情熱にほれ込み、アイチ自動車の販売店一号の支配人・山崎亘を演じたのは内野。新キャラクターとして、今回初登場する。

「愛知社長が“車を作るリーダー”だとしたら、私は“その車を売るリーダー”として参加させていただきました。前作の『LERDERS』を見させていただいて、男として人として、ものすごく突き上げるようなパワーをいっぱいいただきました。

それに負けない『LEADERSII』を作るために、冷徹なリアリストみたいな部分も大事にしながら演じたつもりです。非常に男っぽい、いい話となっております」と、作品へのリスペクトを告白した。

その山崎と苦楽を共にする営業マン・日下部誠を演じたのは、東出。

「元々、日下部の元となった実在の人物が2人います。このドラマの中で描かれるエピソードも実際の話を基にしているという点があったので、先人たちに恥ずかしくないように、自分が本来持っている熱いものを何十倍にも膨らませて、演じさせていただきました」と、語った。

また、山崎とライバル関係になる酒田健太郎役を演じたのは、郷ひろみ。今回、悪役に挑戦するに当たり、役作りに努めたと語る。

「今回、素晴らしいスタッフと俳優の中に混じって、酒田健太郎をどんなふうに表現していったらいいかということを考えました。台本いただいてから、台本を読まなかった日はないです。こんなに真剣に役をやったことがあっただろうかと。そういう気持ちにさせてくれるような機会をいただいて、本当にありがたかったです。僕自身も放送を楽しみにしています」。

そして、男性出演陣が多い中、かっぽう料亭・成田亭のおかみの飯田キヨを演じたのは菅野。

「今回、この作品の一員として参加させていただけたこと本当にうれしく思っております。役柄は、熱意をもって働く男性たちにおいなりさんを差し入れして応援するという役です。

現場は本当に熱量が高くて、素晴らしい緊張感と皆さんのお芝居で本当に刺激的な撮影でした。私の撮影期間は短かったのですが、参加させていただけて本当に光栄に思う作品でした」と、語った。

また、劇中で登場するいなりずしは、持ち帰りすし店「京樽」とのコラボレーション商品として期間限定で販売している。

ドラマには登壇した5人の他、大泉洋尾上菊之助前田敦子など多くの俳優陣も参加。男たちの熱い物語を、キャスト陣たちがどのように表現するのか注目したい。