羽生結弦、24時間テレビで震災10年SPアイスショー 被災地に向けて「前を向いて一歩ずつ歩いて行こうという思いが届けば」
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、「24時間テレビ44 想い~世界はきっと変わる。」(8月21日夜6:30-22日夜8:54、日本テレビ系)で「震災から10年…羽生結弦 想いを込めたSPアイスショー」を披露した。羽生選手自身が選んだ曲目は東日本大震災後、初めて観客の前で滑った特別な曲「ホワイト・レジェンド~白鳥の湖~」、そして2曲目は「花になれ」。「一歩ずつ前に向けて歩いて行けるような気持ちになっていただけたら」という思いを込めた。
会場は羽生選手が10年前の東日本大震災のときに練習していた「アイスリンク仙台」。感染防止対策のため、観客は入れず、スタッフも極力減らして実施。羽生選手はテレビだからこそ伝えられる「表情や息遣いから思いを感じてほしい」と話した。また今回のために特別に衣装を作った。
二度の五輪金メダルをはじめ、世界的な大会で実績を積み重ねてきた羽生選手は、自身も2011年の東日本大震災で被災、以来震災と向き合い続けてきた。これまで「news every.」と「24時間テレビ」で東日本大震災や、北海道胆振東部地震の被災地を訪ね、地元の人々の思いを届けてきた。
そんな羽生選手が、コロナ禍で迎える震災10年の節目に、自らの“思い”を胸に、被災地、そして全国の人々へ特別なプログラムを届けた。