吉沢亮“篤太夫”&橋本愛“千代”再会の抱擁にもらい泣き「本当に良かった…」<青天を衝け>

2021/09/13 11:18 配信

ドラマ レビュー

篤太夫(吉沢亮)と千代(橋本愛)の再会シーンに感動の声!(C)NHK

吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第26回「篤太夫、再会する」が9月12日に放送された。篤太夫(吉沢)が大切な人たちと“再会”していく展開に、視聴者から感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

パリから帰国した篤太夫(吉沢)は、まず故郷・血洗島村へ。実家の家族や最愛の妻・千代(橋本愛)と再会、そしてまだ幼い娘・うたとも対面を果たした。

「うた、うたか…?でっかくなったのぅ…」篤太夫はうたを抱きあげた。そして千代に歩み寄り、「ただいま」と3人しっかり抱き合った。篤太夫が髷(まげ)のない自分の髪に手をやり「みっともねぇか?」と照れた表情を浮かべたのは、千代がパリに書き送った「あまりにあさましく、見るのもつらきこと」という一節のせい。だが千代はホッとした表情で「いいえ、おかえりなさいまし」と涙ぐんだ。

夜通しの宴会が終わり、やっと千代と2人きりになった栄一。千代が平九郎(岡田健史)の死に責任を感じていると知り、ただただ千代をきつく抱きしめた。「お前は悪くない、俺のせいだ」。平九郎を見立て養子に指名したことに責任を感じる篤太夫は、涙をこぼすことさえも律しているようだ。

その後、栄一は駿府で謹慎する慶喜の元へ。背中を丸め、すっかり小さくなった慶喜に、栄一はパリでの様子を語って聞かせた。

薄暗く、寒々としていた部屋に少しずつ光が差していく様はまるで、2人の絆がかつての熱を取り戻していくかのよう。だが、政権を返上することを決め一切の抵抗をしなかった慶喜の心中すべてを理解することはできない。篤太夫は別れ際、涙をこらえ「どんなにご無念だったことでございましょう」と伝えるのがせいいっぱいだった――。