松山ケンイチ、小栗旬の気遣いを役作りの参考に「ひとりでボーッとしてる人に近づいていって…」<日本沈没>

2021/10/04 13:26 配信

ドラマ

日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」制作発表会見より(C)TBS

10月10日 (日)にスタートする日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)の制作発表会見が行われ、主演の小栗旬松山ケンイチウエンツ瑛士中村アン國村隼比嘉愛未石橋蓮司仲村トオル香川照之が登壇した。

同ドラマは、1973年に刊行された小松左京の名作「日本沈没」が原作。刊行から48年の時を経て大きくアレンジが加えられ、原作でも描かれていた“環境問題”を今に照らし合わせて描き出す。主人公を含め登場人物はオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に“沈没”という目に見えない危機が迫る中、「見いだしていく希望」をテーマに物語が展開していく。

目的のためには手段を選ばない、野心家の環境省官僚・天海啓示を演じる小栗旬(C)TBS


ドラマのキャッチコピーにあわせ、司会者から「信じられるリーダーとは」と質問された小栗は、「信じる力っていうのが強い人なのかなって。信じたらそこを突き進む強さと、支えてくれる人達を最後まで信じ抜く力を持っている人」とコメント。また、同ドラマの見どころを「言えない立場の人間である天海が一言発したことで、それぞれの関係性が変わりながら、未曾有の災難に立ち向かっていくというところに注目してほしいです」とアピールした。

松山ケンイチ、小栗旬の現場での立ち振る舞いを役作りの参考に


“日本未来推進会議”の議長を務める常盤紘一役の松山は、自身の役柄について「周りとのバランスを調整していくような立場」と説明。

また、17年ぶりの共演となる小栗について「僕自身が常盤と違うタイプの人間なので、どうしたら客観的に物事を見ていけるのかと思っていたときに、小栗君を見ていたんですね。小栗君が、ひとりでボーッとしてる人に近づいていって、「何してんの?」と話しかけているのを見て『あっ、これだな』と。そういうアンテナの張り方とか立ち振る舞いの在り方が参考になりました。勉強になりましたし、天海が小栗くんで本当に良かった。助かった…と思いました」と告白。小栗も、「いっぱい支えてもらいました。常盤にも、松ケンにも」と感謝した。

経産省官僚・常盤紘一を演じる松山ケンイチ。天海(小栗)とは大学の同期で信頼し合っているという役どころ(C)TBS