CMに朝ドラ…橋本梨菜がオーディションを受け続けた過去
――葉月さんはいかがですか?
葉月:「日テレジェニック」は3カ月間あって、その中でオンラインだったり地上波の投票だったり、いろんな審査で決まるんですよね。最初は「落ちてもいいや」とふわふわした気持ちで始めていたんですが、最後の方に「あれ? 残れるかも」と思って切り替わりました。「日テレジェニック」の後にもすぐにサバイバル系のオーディションを受けたんです。それも3カ月あって、「日テレジェニック」が終わってすぐだったのでボロボロでした(笑)。
――やっぱりメンタルを保つのが大変なんですね。
葉月:やられちゃうかもしれないけど、(オーディションは)あまり深く考えずに、何回受けてもいいと思うんです。落ちて落ちて、落ちて…っていうものじゃないかな。オーディションって。
橋本:知らない人に見てもらえる大きな機会ですよね。「オーディションを応援したいファン」っているんですよ。新しい子を育てたいタイプの方たち。そういう方たちは、逆に今の私たちなんかは全く興味がないんですよね(笑)。
葉月:たしかに新人好きっているよね(笑)。
橋本:そういう人たちをターゲットにしていくのがいいんじゃないですかね。
――お二人は「汐留グラビア甲子園2014」「日テレジェニック」とそれぞれ結果を出されていますが、他に結果を残せなかったオーディションの経験はありますか?
葉月:落ちてますよ。
橋本:めちゃくちゃ落ちてます。
葉月:それでも繰り返し受けます。どこで引っ掛かるか分からないし、たとえここでダメだったとしても他の人には刺さるかもしれないから。数撃ちゃ当たるなんです。落ち込まず、どんどん受けた方がいいと思います。みんなそうやって繰り返してきてるので。
橋本:そうですね。大阪にいてグラビアをやっていなかったころ、地元のアイドルとして活動しながら演技のお仕事もやっていたんです。オーディションだらけで、ちょい役、CM、朝ドラとめっちゃ受けていました。すると、いつも同じ人たちがいるんですよ。「この間あの子見たな」とか。テレビのCMで見掛けて「あの子が受かったんだ!」とか。
朝ドラのオーディションでは私、最終審査まで行ったんです。その頃は今よりメンタルが強かったと思います。当時はまだ子どもだったので、怖いもの知らずに「自分が一番!」って本気で思っていました。