吉高由里子主演のドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第2話が10月22日に放送された。第2話にして大きな謎だった梨央(吉高)に関わる15年前の真相が明らかになり、視聴者の間に衝撃が走った。(以下、ネタバレがあります)
同作は、殺人事件の重要参考人となった実業家・梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・大輝(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)などの名作を送り出してきたプロデューサー・新井順子と監督(演出)・塚原あゆ子、さらに2人と「リバース」(2017年)などでタッグを組んだ脚本家の奥寺佐渡子と清水友佳子が手掛ける完全オリジナル作となる。
2006年、高校3年生の梨央が過ごしていた岐阜の田舎町で大学院生・康介(朝井大智)の失踪事件が起きた。その前に康介と話をしているうちに梨央は意識を失うという出来事があった。そんななかで梨央の父・達雄(光石研)が急死。梨央は進学のために上京し、実母の梓(薬師丸ひろ子)、兄・政信(奥野瑛太)と暮らすようになる。15年後、東京で実業家となった梨央の前に康介の父・昭(酒向芳)が現われるが、その後、昭の遺体が見つかり、さらに富山で土中に埋められていた康介の遺体も見つかる…というのが初回のストーリー。
かつて達雄が寮夫を務めていた大学陸上部寮に住み、梨央のことが好きだった大輝。大輝が初恋相手だった梨央。二人は刑事と重要参考人として再会する。第1話からサスペンスとして視聴者の間では考察が盛り上がっていたが、第2話で物語が急展開を見せた。
上京からしばらくして故郷に戻った梨央に、弟の優(柊木陽太)が康介の失踪事件のころになくしていた携帯電話が父の荷物のなかから出てきたと渡す。「怖い画像が映っとる」と言う優に促されて梨央が見た映像は、梨央が意識を失った日のものだった。そこには康介に襲われそうになっていた梨央を助けようと、とっさに細い鉄の棒で康介の腹を突き刺した優の姿が映っていた。
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