――「最愛」への出演が決まったときの心境をお聞かせください。
まずお声掛けいただいたことがすごくうれしくて、「ぜひやらせて下さい」という気持ちでした。僕自身、映像でがっつりレギュラーとして出演することが久しぶりだったので、多少の緊張と、大きなワクワクを抱えながら撮影に臨みましたね。
山尾をどのような役にしていくかということは、衣装合わせのときに新井プロデューサーや塚原監督とお話しさせていただきました。その際、「最愛」はかなりシリアスな物語ですし、他の登場人物たちもかなりシリアスな芝居をしていく中で「山尾と桑田(佐久間由衣)しかゆるめるところがないんです」と言われて(笑)。「なので多少、ほんわかした部分みたいなものを担っていただけると」というお話をいただきました。
放送では少ししか出てこないんですが、山尾はサブバッグを持っているんですね。しかもそれがちょっとかわいらしい…見た目のいかつさとはかけ離れたかわいらしいサブバッグを持っていたりして(笑)。僕としてはそれがすごく意外で、めちゃくちゃ面白いと思って。そこはやっぱり新井プロデューサー、塚原監督のヒットメーカーたるゆえんと言いますか…ゆるむところも大事に、細かいところまで丁寧に作られているんだなと感じましたね。
――そんな中で、10月15日に放送された第1話の反響はいかがでしたか?
僕の周りの関係者やTwitterのフォロワーの皆さんから「面白い」「次はどうなるんだろう」といった意見をたくさんいただいて、本当にありがたいですね。今後も面白いと言っていただけるようにしていければと思います。
――反響があってホッとした部分も?
めっちゃホッとしました!(笑) 第1話が放送されるにあたって、実は前日くらいからちょっとソワソワしていたんですよね。現場でもあまり余裕がなくてモニターも見られていなかったので、自分の芝居も含めて、どんな感じの作風になっているのかというのを、ドキドキソワソワしながら放送を待っていました。
なので好評をいただいて本当にホッとしたのですが、今後も気が緩まないように緊張感を持ってやっていこうと思います。
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