かわいいペンをむちゃくちゃ探しました(笑)
――松下洸平さん、佐久間由衣さんとは共演シーンも多いかと思います。お二人の印象や現場でのエピソードがあれば、お聞かせください。
僕はどちらも初対面だったので、どういう方なのかな、とワクワクしながら現場でお会いするのを楽しみにしていました。実際にお会いすると本当にフレンドリーで。特に共演するシーンが多いお二人で、仲良くしたいなと思っていたので、うれしかったですね。現場ではすごく楽しく、たまにくだらないことをお話ししつつ過ごしています(笑)。
松下さんとのお話で言うと、今後現場の刑事である宮崎と、それを監督していく上司の山尾の温度差や立場の差が出る場面が出てきます。…今ネタバレにならないように頑張って言葉を選んで話しているんですけど(笑)。そんなどこにでもあるような、先輩と後輩、上司と部下という関係から生まれるドラマを松下さんと表現できるのかなと、楽しみにしていることの一つですね。
桑田役の佐久間さんとは、プロデューサーや監督から提案いただいたほんわかした部分を作っていけたらと。実は第1話で山尾が桑田の名前を呼ぶときに詰まるシーン、あれ自体は台本には書かれていないんです。ですが「桑田の名前を覚えていないっていう設定にしたら面白いな」と思い、僕が勝手に(笑)。リハーサルでやったら、そのまま採用していただきました。そういった遊びどころも含めて、いろいろできるといいなと思っています。
――そのシーンの佐久間さんの反応はどのようなものでしたか?
これがまた素晴らしかったんですよね。いったん事前打ち合わせなしでやってみようと思って、「宮崎と桑…」で止まったんです。そしたら「田です」言ってくれて。ありがたかったですし、この楽しさはお芝居の醍醐味の一つだなと思いました。
――他にもご自身で工夫をしたシーンはありますか?
山尾のサブバッグのプランをいただいたときにすごく面白くて、そういう部分も大事にしていきたいなと思ったので…通販でアホみたいにかわいいペンをむちゃくちゃ探しました(笑)。
それは今後映るか分からないですし、映らなくても大丈夫なんですけど。「かわいいペンとかサブバッグを持てる人間なのに、すごく武骨なところもあるんだ」ということが、山尾というキャラクターを組み立てていく上ですごく大事な要素になってくると感じていて。僕自身サブバッグの話を聞いたときに「何でこんなにかわいいのを普通に持っているんだろう」「お家で持たされてるのかな」とか、想像が膨らんだんですよね。なのでペンやサブバッグを視聴者の皆さんが見つけたときには、「この人は一体どういう人なんだろう」と想像してもらえたらいいなぁとも思っています。
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