<最愛>吉高由里子“梨央”「まだあのペン持ってる…?」事件の鍵を握る“ペン”の持ち主たちが動き出す

2021/12/09 06:00 配信

ドラマ

「最愛」第8話より(C)TBS

事件の鍵を握る“候補者”は5人


第8話のラストで明かされたのは、昭(酒向芳)の遺体発見現場にあったペンが世界で5本しかないものだったこと。それを持っているのは、梓、梨央の兄・政信(奥野瑛太)、後藤、梨央、そして加瀬。梨央のもの以外の所在は不明だ。

第2話ではバックに入れて大事そうに“ペン”を持ち歩いていた梓。しかし、第8話で手帳が登場した際に挟んでいたのは“黒いペン”だった。だが、仮に梓がペンを紛失していた場合、わざわざペンがこの世に5本しかないという事実を伝える必要性がない。

また、加瀬は第1話で達雄(光石)の葬儀に訪れた際、香典を探すシーンで胸ポケットに何かものを入れているように見える。第1話でポケットに入れていたのが記念品の“ペン”でなくとも、普段から胸ポケットにペンを入れる習慣があるとすれば、もみ合った際に池に落とすのも不自然ではない。

そんな中、梨央が指を一本ずつ折りながら“ペン”の所有者を数えるシーンが「鳥肌が立つ!」と話題になった。ピントは梨央の顔ではなく、指だけ。視聴者の注目を指だけに集中させる巧みな演出に「息止めてた…」「ゾッとした」「最高過ぎる演出」などの声が上がっている。

「最愛」第8話より(C)TBS


登場シーンわずか30秒で視聴者をザワつかせる男


さらに、終盤で登場した藤井(岡山天音)にも注目が集まった。その登場シーンはわずか30秒。大輝の姿を確認すると目を合わさずに近づき「先輩、誰と電話しとったんですか?」と問い掛けると、時間をかけてゆっくりと大輝の顔に目線を動かしていく。

藤井は富山県警の刑事で、公式ホームページの相関図には“殺人事件と梨央との間で苦悩する大輝にとって、心を許して話せる唯一の存在”とあるが、藤井の本心はなかなか見えてこない。過去と現在に起きた二つの事件を知る藤井の“意味深”な行動に「物語にどう関わっているんだろう」「藤井は何を隠しているの…?」「ここでも“最愛”の存在がキーになるのかな」などの声が集まっている。

「最愛」第8話より(C)TBS


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