長澤まさみ、東出昌大、小日向文世の演じる“コンフィデンスマン”トリオが活躍する人気ドラマの劇場版第3弾が、「コンフィデンスマンJP 英雄編」として1月14日(金)に公開される。今回は、コンフィデンスマンに受け継がれる“ツチノコ”の称号を賭けて、ダー子(長澤)&ボクちゃん(東出)&リチャード(小日向)が地中海のマルタ島で激突。だまし合いバトルに加えて警察やインターポール(国際警察)も出動し、脚本家・古沢良太の描く“大どんでん返し”はさらなるスケールアップを遂げている。いつもとはひと味違う本作の裏側は? そして、もし“第4弾”が実現したらやってみたいことは? 名トリオによる、劇中さながらの賑やかな掛け合いをお届け!
――まずは、劇場版第3弾が決まったときの率直な感想を教えてください!
長澤:「プリンセス編」(2020年)の頃からみんなで「次もあるかも?」と話していたので、第3弾が決まったときは気合が入りました。今回は3人の戦いなんですよね。脚本を読んだだけではつかみきれないところもあったのですが、撮影を進めるうちに「こういうふうに演じていけばいいのかな」と理解が深まりました。ファンの皆さんは、ドラマ版の最終回を思い出して懐かしい気持ちになったり、その続きのように楽しんでいただけるのではないかなと思います。
東出:3人のバトル、プラス、インターポール(国際刑事警察機構)も絡み、ダー子たちが国際手配をされるというスリリングな設定も加わっていますよね。時系列も前後しながら、少しずつ謎が明かされていき、最後まで緊張感を持った流れになっていると思います。出来上がりが非常に楽しみです。
小日向:僕は「プリンセス編」の興行成績を聞いて「間違いなく次もあるだろうな」と思っていました(笑)。同じ作品でドラマから映画化、しかも第3弾までやるというのは初めてですし、そういう作品に参加できているのは本当に幸せなことです。「英雄編」では今までにない3人の関係が描かれていますし、今までにない顔つきを要求されました(笑)。だから、お客さんも新鮮に見てくださるんじゃないかな。
――撮影ではすぐに役に戻れましたか?
小日向:すぐに戻ります。特にリチャードは衣装も大体同じですからね。実はリチャードのかけているメガネは、僕の私物なんですよ。衣装合わせのときにかけていたら「それがいい」ということになって。あれをかけるとリチャードになるから、普段使えないんだよね(笑)。あのメガネをかけて、蝶ネクタイをしてセットに入ったら、すぐにリチャードになっちゃう。
東出:「コンフィデンスマンJP」に関しては、今日台本をいただいても、明日ボクちゃんになれる気がします(笑)。
――長澤さんはいかがですか?
長澤 私もすぐにダー子になれると思います。変装部分はもう少し時間をいただきたいですけど(笑)。
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