お姉さんが弟の友達を“誘惑”
「タイトルの『蜜愛』というのは、濃密な恋愛を表現していまして。今回は私に弟がいる設定で、その友達をちょっと誘惑していく、という感じの物語です」というように、作品もお姉さま系のストーリーとなっている。
「弟を訪ねてきた友達を迎えるところから始まるんですが、『弟はまだ帰ってきていないんだよね』と言いながら、胸元を大きく開けた童貞を殺すセーターを着て、掃除をしながら誘惑したり、なぜかバランスボールをしたり、あとお風呂に入ったりと定番な感じです」と内容を紹介。
「お風呂のシーンは2回ありまして。洋風と和風なのですが、どちらもセクシーに撮れたんじゃないかなと自分でも自信があります」「表紙のシーンは、外に出て『一緒に川で水遊びをしようよ』というシーンのイメージカットです。沖縄というと暖かいイメージだと思われるでしょうけど、川の水がとても冷たくて。足元だけ入った時に、これは無理でしょうと思ったんですが、監督から腰まで浸かれと言われて。半ギレになりながら撮影したのを覚えています。でも浸かってしまえば、案外平気でした」と撮影秘話を明かした。
次回作は「OLをやってみたい」
作品に対して「今回は90点の出来栄えです。10点のマイナスはやっぱり天気ですね。カラッと晴れた作品が過去作でも数えるほどしかないんですよ」と自己評価した緑川。
「次回作があるとしたら、OLをやってみたいですね。昔、OLをやっていたんですが、役柄としては今まで一度もないんです。上司役もいいですけど、お姉さま系が多いので、部下とか新鮮かもしれませんね」と、好天の下でOL役に挑戦したいことを明かした。
◆取材・文=栗原祥光