GENKING「1000万円借金」告白 “華麗な生活”すべてウソだった
5月28日(日)放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)“わたしだましてましたSP”に、美容家でタレントのGENKINGが登場。“見栄を張ってローン地獄になっちゃった先生”として、しくじり授業を展開した。
2013年、高級ブランド品やセレブな暮らしぶりなど、華やかな写真をインスタグラムに投稿し続け、“謎の美男子”として話題となったGENKING。
だが、当時の月収は約20万円ほどで、華麗なインスタはすべて虚飾に満ちたものだったそう。超見栄っ張りな性格が災いし、かなり無理をした生活を過ごしていたという。
愛知県出身のGENKINGは、小学生の頃から渋谷に憧れ、7万円のアパートに住みながら身の丈に合わないイケイケな日々を過ごしていたとか。
やがて遊びの場は、渋谷から六本木へと進化。高級焼肉やシャンパンの味を覚え、遊ぶ友達もワンランク上になっていったという。
インスタをゴージャスなものに仕立て上げるため、ブランド品を買っては写真を載せ、すぐに転売していた事実も告白。180万円のシャネルの時計にも手を出し、毎月3万円のリボ払いで返していたという。
だが、生活が困窮する一方で、インスタ欲はさらに加速。
海外へ行くにも、片道だけビジネスに乗り、写真を撮るために1泊だけ豪華なホテルに泊まるなどし、ついに自身のクレジットカードや交際相手のカード6枚分が満額に。返済が追いつかなくなり、1000万円もの借金を抱えてしまったそうだ。
そんな中、“謎の美少年”として2015年に芸能界デビューしたGENKINGは、一躍人気者に。
バラエティ番組でいよいよ自宅を公開することになってしまい、ロケのためにわざわざ高級マンションへと引っ越し、家具も家電も最新のものを購入したが、これらの無理がたたって、今度は全身にじんましんが発生。吐き気をもよおすなど体調にも変化が現れ始め、この頃から次第に「見栄を張ることはダサいことなんだ!」と気づき始めたという。
最後に、「自慢はカッコ悪いこと。SNSは自分を(いろんなキャラに)作りこむことができるけど、勝負する場所ではない。身の丈に合った写真で楽しむべきだし、自分をしっかり持っている人ほど自慢をしてこない」と語ったGENKING。1000万円あった借金も、わずか1年で返済し、今は「顔が優しくなった」と周囲から言われるようになったそうだ。
次回は、6月4日(日)夜9.58から放送。オリエンタルラジオ・中田敦彦が、「しくじり偉人伝」ピタゴラス編の授業を開講する。
毎週日曜夜9.58-11.05
テレビ朝日系ほかで放送