高畑充希が民放の連続ドラマで初主演を務める新水曜ドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)に、竹内涼真の出演が決定した。竹内は、超過保護に育った主人公・カホコ(高畑)と同じ大学に通う画家を目指す学生・麦野初を演じる。後にカホコに大きな影響を与える重要な役どころとなる。
本作は、脚本家・遊川和彦がオリジナルで描く痛快ホームドラマ。何から何まで親の保護の下生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコは、アルバイトをしたことがない、一人で服を選べない、駅まで歩いたことがないという就職間際の21歳。そんなカホコが、初に出会い、世の中のさまざまを知ることで自分でも気付いていない“力”に覚醒し、家族の問題までも解決していく姿を描く。
初は親に捨てられて養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学。本当は優しいのに、ひねくれ者で常におどけて本性を見せないという青年だ。これまで竹内が演じてきた、心癒やされる爽やかな役とは一転、新しい役への挑戦となる。
竹内は麦野初という役について「正直、すごく難しい役。一見、辛辣(しんらつ)な言葉を投げ掛けているようですが、とてもまともなことを言っている。おせっかいなようで、とっても優しい人。でもその優しさを表に出したくないのでは」と分析する。
「自分でもやったことのない役なので、役に関してこんなに悩んでいるのは初めてです…」と語るも「試練がきたんだと思います。すごく考えているので、この麦野初という役をきちんと演じることができたら自分も成長できると思いますし、終わった後にはいろんなことが学べた現場だと言えるようにしたいです」と意気込みを明かした。
高畑については「共演は初めてですが、『一緒に頑張ろうね!』と声を掛けていただきました。先日、リハーサルで一緒に演技をやらせてもらったのですが、台本でイメージしていたよりも、掛け合いをスムーズにやることができたんです。なので、回を重ねるごとに僕から(演技を)仕掛けていけるようになりたいです」とコメント。
続けて「遊川さんはご自身の中にあるイメージを教えてくださいます。演技指導もしていただいて、いっぱいいっぱいになってしまうこともあるんですが、少しずつ遊川さんや監督のイメージする麦野がつかめてきていると思うので、本番までに自分なりに役を作って、どれだけ表現することができるようになれるのか、しっかり準備をしないといけないなと思っています」と語った。
また、カホコを取り巻く豪華なキャストたちも続々と決定。カホコの母・泉(黒木瞳)の母親・初代役で三田佳子、泉の父親・福士役で西岡徳馬、泉の妹の夫・衛役で佐藤二朗、その妻で泉の妹・環役で中島ひろ子が出演。
そして泉のもう一人の妹・節役を西尾まりが、その夫・厚司役を夙川アトムが、節と厚司の娘でカホコのいとこ・糸役を久保田紗友が演じる。
さらに、カホコの父・正高(時任三郎)の父親・正興役に平泉成、正高の妹・教子役に濱田マリ、正高の母親・多枝役に梅沢昌代も発表された。
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