ダンス&ボーカルグループの東京女子流が、2月26日に5作目となるフォトブック「東京女子流 Official Photo Book」(トランスワールドジャパン)の発売を記念して都内で記者発表会を行い、メンバーの山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生が出席した。
中江友梨「今の東京女子流の最大限の魅力を感じてもらえる」
リーダーの庄司は「約10年ぶりとなるフォトブックということで、成長した表情とか、大人になったからこそ着られる衣装とか、そういった時の流れを感じていただける内容になっています。でも、それだけじゃなくて、ちょっとポップな若かりし頃の私たちを彷彿とさせるページがあったり、思い出の衣装を着ていたりもして、とってもボリューミーな内容になっています」と本作の見どころを語る。
山邊も「表紙は20代半ばの私たちらしい感じですけど、中を開くと和気あいあい、ワチャワチャしていて、メンバーの中の良さを皆さんに感じてもらえます」と振り幅の広い内容になっているとアピール。
中江は「大人になった等身大の私たちをたくさん写してくださったので、今の東京女子流の最大限の魅力を感じてもらえると思います。普段のライブパフォーマンス中の女子流ではない姿を存分に詰め込んでいただけたので、新しい一面をたくさんみてもらえたらうれしいです」と、見どころとして“等身大の4人の姿”を挙げた。
2月25日発売ということで、新井は「すでに手に取っていただいた方から『とても魅力あふれる1冊だね』って言ってもらえてすごくうれしかったです」とファンからの反響を喜んだ。
東京駅前のカットは「これからの希望も見える1枚」
東京駅の前でのカットをお気に入りに選んだ山邊は「思い出の地なので、写真に収められてうれしいです。このカットは今の東京女子流が体現されているような気がしていて、大人っぽさや力強さなど、エネルギーを感じて、見た瞬間に好きになりました」と語る。
カットは違うが庄司も東京駅前で撮影したものをセレクトし、「みんなで決めポーズを取るだけではなくて、前に進んで歩きながら撮影したカットなので、これからの希望も見える1枚になっています」と理由を明かした。
中江はいつもとは違う雰囲気のカットを選択して、「これまでにあまりしたことのないスタイルで撮影したことで、一人ずつの顔の強さ、ビジュアルの強さがより引き立っていて好きです。『こういう女子流、見たことない』って楽しんでいただけるんじゃないかなって思います」と説明。
逆に新井はTシャツ姿のリラックスした雰囲気のカットを選び「このページから女子流のもぐもぐタイムが始まるんです。それを見て、みんなが笑顔になったらいいなと思って選びました」と笑顔で語った。
食べているカットについて、庄司は「撮影中に差し入れでおいしいベーグルをいただきまして、それを食べてる姿も入っているんですけど、気付いたらひとみのベーグルだけ半分ぐらいになってたんです。他はみんな円形をキープしていたのに。その姿がとてもいとおしいなぁって思いました」と撮影時のエピソードを明かすと、新井も「そんなわんぱくな姿も入っています(笑)。他にもみんなでハンバーガーを食べたり、韓国料理を食べたり、幸せあふれる撮影でした(笑)」と振り返った。
新井ひとみ「ワンマンライブをソールドアウトさせないと次のステップに進めない」
10年ぶりのフォトブックの点数を聞かれると、庄司が「3150点! そこの心は“サイコー!”。最高なフォトブックになりました」と回答。
最後は新井が「デビュー当時からワンマンライブをやってきています。それをソールドアウトさせることが今年の目標です。ソールドアウトさせないと次のステップに進めないと思っていますし、ライブに来てくれた人を楽しませるために私たちも精いっぱい頑張っていきたいと思います。ぜひライブに足を運んでいただけたらうれしいです」と今後の目標とファンへのメッセージを伝えて締めくくった。
◆取材・文=田中隆信