<どうする家康>人格者“浅井長政”に「カッコいい!」の声 演じる大貫勇輔はミュージカルプリンス

2023/04/03 11:22 配信

ドラマ レビュー

長政の妻・お市(北川家一個) 「どうする家康」第13回より (C)NHK


騒ぎを起こした平八郎の首を差し出せと言わんばかりの信長や光秀におもねることなく家康に助け船を出した長政に、視聴者からも「落ち着いて賢い長政様かっこいい!」「浅井長政様の心の広さが素敵」「浅井長政のジェントルぶりが好印象」といった好感の声が続々と上がり、放送後にはTwitterのトレンド入りを果たした。

妻・市との仲も良好そう。市が家康に「お幸せそうですね」と聞かれて「はい、幸せでございます」と答える場面もあり、2人の幸せな日常が思い浮かぶ。それだけに「これからやってくる史実を思うと悲しすぎる」「穏やかで幸せな長政とお市の方を見るのがつらい」といった声も上がった。

「どうする家康」第13回より  (C)NHK

「ルパンの娘」では歌&ダンスと貴公子キャラで人気に


浅井長政を演じているのは、俳優でダンサーの大貫勇輔。祖父は体操のオリンピック強化選手で、母や伯母も元体操選手。7歳でダンスを始め、17歳から様々な作品にプロのダンサーとして出演してきた。歌唱力も抜群で、「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」(2022年)の主人公・ケンシロウ役や「王家の紋章」(2021年)のイズミル王子役など、ミュージカル界で活躍中。

2019年・2020年のドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)では、主人公・華(深田恭子)に想いを寄せる幼なじみ・円城寺輝を演じ、華麗な歌とダンスをたびたび披露。「僕じゃダメかい?」と華を後ろから抱きしめるシーンなども話題を集めた。

“貴公子”な役柄がよく似合う大貫。今回はダンスと歌を封印し、戦国という時代に翻ろうされた一人の武将を演じる。まずは誠実な浅井長政の人柄で視聴者の心を掴み、超人的な身のこなしは合戦シーンで生かされるだろうか。

4月9日(日)の放送休止を挟み、次回は4月16日(日)放送の第14回「金ヶ崎でどうする!」。朝倉義景との戦に臨む信長・家康に対し謀反を企てる浅井長政と、妻・お市の決断が描かれる。