8月7日に放送された「日向坂で会いましょう」(毎週日曜 深夜1:05-1:35、テレビ東京)では、『卒業企画「春日はつらいよ!さよなら影さん」』の模様をオンエア。日向坂46メンバーとしての約7年間の活動に幕を下ろした影山優佳を笑顔で見送る、番組独自の卒業セレモニー回となった。
影山とメンバーとの思い出をクイズ形式で振り返る
今回のテーマは「クイズ企画で盛り上がろう!」。約7年間、苦楽を共にしているメンバーだからこそ知っている影山との思い出を題材にしたクイズが全10問作成され、1問クリアするごとに影谷がゲットできる卒業祝いがグレードアップしていくというシステムだ。影山が事前にリクエストした祝いの品々は、MCを務めるオードリーの春日俊彰のポケットマネーから支払われるとのこと。倹約家で知られる春日は、苦虫を噛み潰したような表情を画面いっぱいに浮かべていた。
第1問目は丹生明里が出題。「私が影ちゃんと仲良くなったきっかけの舞台の名前は?」というもので、4択の答えは某人気アニメの少年探偵団とコラボした内容に。あまりにイージーな問題に対して、影山は苦笑しながら「あゆみ」と回答し、見事に正解して“いっぱいの靴下”を手に入れた。
第2問目の出題者は東村芽依。東村、影山、高瀬愛奈、井口眞緒によるユニットの楽曲「夏色のミュール」の間奏部分のダンスを何と呼んでいたかというもので、影山は振り付けを実践しながら「目玉焼きダンス」と答えて正解。しかし、高瀬が「私は卵って呼んでました」と異議を唱えたことで、卵派と目玉焼き派の論争が勃発してしまう。実際に音楽を流し、東村、影山、高瀬の3人で踊ってみたものの、“卵”を主張する高瀬、“目玉焼き”を譲らない東村と影山の2人はすれ違い続け、これには若林正恭(オードリー)も呆れ気味で「両方聞こえるんだよ。『割ってるか?』『割ってないか?』だよ」と突っ込むばかりだった。
影山は全10品をゲットできるか? 怒涛の後半戦
もともと「影山といえばサッカーとクイズ」と評されるほどにクイズに強い影山。その後も問題の数々を次々にクリアし、春日に自腹を切らせながら、欲しいものを手にしていく。
第7問目の出題者は上村ひなの。「2年前の影山の誕生日に上村がやってしまった大失態は?」という自ら黒歴史を曝け出していくスタイルだ。「20歳の時?神奈川のコンサートホール?」と記憶を辿りながら、「誕生日ケーキに穴を開けちゃった」と答えて正解。7問連続正解ということで“サーロインステーキ”“メンバーと楽しめるBBQ機材”といった賞品に続き、“いっぱいのフォアグラ”獲得権を手に入れた。
第8問目を担当する山下葉留花は、「先輩方にプレゼントを渡そうとするも、緊張のあまり楽屋の前で止まっていた私に、影山さんが掛けてくださった言葉は?」と出題。4沢の答えが「どうしたの?」「持とうか?」「手伝うよ」「重いよね?」といずれも違和感なく該当しそうなものであったため、2沢に絞るお助けカード“Two choice”を発動。結果的に「手伝うよ」をチョイスして正解。影山の優しさと、先輩と後輩の絆の深さが感じられるエピソードだった。
全問正解まであと2問に迫ったが、ここで事前に設定されていた制限時間の45分いっぱいになってしまったため、第9問がラストクエスチョンに。”出張寿司”が掛かった大舞台の出題者は竹内希来里。「私が影山さんに初めてした質問は?」という内容だったが、あまりの難題に、スタジオにいるメンバーが答えをジェスチャーで表現できるお助けカード“サイレント”を選択し、藤嶌果歩を指名した。結果、藤嶌の動と静のコントラストを表現した動きに「アウトドア派ですか?インドア派ですか?」という答えを導き出し、最終問題も無事正解。
後日、影山の卒業セレモニー終了後、楽屋には出張寿司が派遣された。赤いドレスに身を包んだ影山は「まさか本当に夢を叶えてくださるとは思わなかった!」と驚きを歓喜の言葉をカメラに向け、他のメンバーと共に極上の握りに舌鼓を打った。
影山優佳の今後は?
2001年生まれの影山優佳は、2016年に「けやき坂46(ひらがなけやき)」のオーディションに合格。映画や声優といったスタンダードな活動のほか、今年1月にはIQ130以上の人間のみで構成される非営利団体MENSAの会員になったことを発表した。今回の“思い出”クイズでも危なげなく回答を進めていた点を見ても、やはりその知能は並みではないことがわかる。
また影山といえば、サッカーワールドカップでさまざまな予想を的中させたニュースも記憶に新しい。審判4級の資格も持つ“サッカーの女神”とも言われる彼女だが、今後の芸能活動継続を明言していない状況。サッカーアイドルとしてはまさに次元の違う知識と好奇心を持ち合わせている彼女だけに、引き続きの活躍を期待したいところだ。