＜下剋上球児＞新井P×塚原監督の黄金コンビが作りだす“王道じゃない”日曜劇場「監督が得意なサスペンスの要素も加わります」

鈴木亮平主演の日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)の第1話が10月15日に放送される。このたび、日曜劇場枠を初めて担当する新井順子プロデューサーにインタビューを実施。これまで塚原あゆ子監督との“黄金コンビ”で数々の名作を生み出し、多くのドラマファンに愛される新井プロデューサーが、キャスト陣の素顔や、撮影秘話などを中心に本作の魅力をたっぷりと語ってくれた。

新井順子P×塚原あゆ子監督が手掛ける初の日曜劇場作品

同ドラマは高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。

スタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、多くの人気ドラマを世に送り出してきた新井プロデューサーと塚原監督。また、脚本はこれまでも二人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子氏が担当する。

同作で、主人公・南雲脩司を鈴木が演じる他、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世といった多彩なキャストが出演する。

野球経験者役・鈴木亮平は“努力の人”「日々猛特訓されています」

――主演を務める鈴木亮平さんの起用理由と、撮影現場での様子を教えてください。

鈴木さんって“野球部の監督っぽい”ですよね。今回演じていただいている南雲先生は「こんな先生がいたらいいな」という理想を詰め込んだキャラクターなんです。

それに加えて野球経験者であることを隠しているという設定なので、体格もピッタリだなと思い「野球できるんですか？」とご本人に聞いたら「インドア派なんです」とおっしゃっていて(笑)。

撮休の日も野球指導の方のところへ行って練習をしたり、撮影のある日はご自身でネットを担いでやってきて、控室で柔らかいボールを使ってノックをしていたり、グラウンドに一人残って1時間くらい練習をしていたり…。 「自分は野球未経験だから、“やっている人の動き”を習得したい」と日々猛特訓されています。

――鈴木さんの練習の成果は劇中でも発揮されているのでしょうか？

練習の成果はとても出ていると思いますよ！　初回練習の時点ですでに完璧にできていたので“あれ、できないんだっけ？”と戸惑ったくらい。どんどんうまくなっているなと感じています。