「ちむどんどん」主演・黒島結菜が出演した演劇「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」が衛星劇場でテレビ初放送

2023/11/07 18:15 配信

芸能一般 動画

「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」のテレビ放送が決定した撮影:渡部孝弘

CS放送「衛星劇場」にて、6月3日~6月25日にかけて東京・本多劇場ほかほかで上演されたM&Oplaysプロデュースの会話劇「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」が、11月19日(日)夜7:15より、テレビ初放送されることが決定した。

肩を寄せ合って生きる兄妹がかつての父の愛人と出会う


同作は、年の瀬の銀座を舞台に、肩を寄せ合って生きてきた兄妹が、かつて家庭を崩壊させた父の愛人と出会い、徐々に打ち解けてゆく”赦し”の物語。2022年の連続テレビ小説「ちむどんどん」で主演を務めた黒島結菜井之脇海が出演。また、松雪泰子も出演している。

「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」あらすじ


クリスマスの喧騒を過ぎた、年の瀬の銀座。風向きによっては潮の香りのするこの街を行き交う人は少ない。イズミ(黒島)には銀座の広告会社で働く兄がいる。今日も手作りの弁当を届けにきた。早くに両親を亡くし、寄り添うように生きてきた2人。イズミは兄のことが大好きなのだ。

その兄・アキオ(井之脇)は、ある裁判の準備で忙しい。銀座の法律事務所を訪れると、そこには裁判の役に立ちたいと申し出る女性がいた。彼女は葉子(松雪)。イズミとアキオの父のかつての愛人だった。裁判の担当弁護士・田宮(岩松了)は、彼女の存在をいぶかしく思う。

自分の家庭を壊した人と知りながら、葉子に惹かれていくアキオ。そして葉子もまたアキオに、彼の父のおもかげを重ねていく。そんな2人にいち早く気づくイズミ。複雑な思いを抱える彼女のもとに、この街を浮遊する「とみ」(青木柚)と「のぼる」(櫻井健人)がやってくる。他の人にはわからない会話を交わす3人。

今年も残すところ、あと2日。静まり返ったこの街に、5人のドラマが行き交う。