鈴木亮平“南雲”の自首で保護者も大混乱、小泉孝太郎“丹羽校長”「彼はもはや教師でも関係者でもありません」<下剋上球児>

2023/11/13 15:39 配信

ドラマ レビュー

警察に出頭し自首した南雲。あとは起訴か不起訴かを待つだけ(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

鈴木亮平が主演を務める日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第5話が11月12日に放送された。同作は、高校野球を通じて現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。第5話「新監督登場で波乱!?教師と球児を繋ぐ絆」では、教員免許を持っていなかった南雲(鈴木)が警察に自首し、野球部員、保護者らが大混乱。野球部は新監督を迎え、南雲が作ってきた野球部と別のものになろうとしていた。(以下、ネタバレを含みます)

新井順子P×塚原あゆ子監督が手掛ける初の日曜劇場作品


作品を手掛けるスタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、数々のドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。2人のタッグによる、初の日曜劇場枠での作品となる。脚本はこれまでも2人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子氏が担当している。

鈴木亮平演じる主人公・南雲に関わる登場人物を黒木華、井川遥らが演じる


廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになる主人公・南雲脩司を演じる鈴木は「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」以来、約2年ぶりに日曜劇場へ出演。そして、南雲が教える三重県越山高校に赴任してきた野球好きな山住香南子を黒木華が演じる。

また、南雲の妻・南雲美香役で井川遥、地元の産業を支える名家であり先祖代々の大地主・犬塚樹生役で小日向文世が出演。さらに、生瀬勝久明日海りお山下美月(乃木坂46)、きょん(コットン)、松平健小泉孝太郎らが出演する。

南雲が自主したことで、大きな混乱を招いた


教員免許を持たずに教師をしていた南雲が警察に出頭し自首した。すぐにその話は広まり、野球部員たちは複雑な思いを抱え、保護者たちは大混乱。校長の丹羽(小泉)や野球部部長の山住らは保護者たちの対応に追われることとなった。

丹羽は教員たちに「彼はもはや教師でも関係者でもありません。1学期いっぱいで退職しました」と突き放した対応を見せた。山住は「この4カ月、ずるいと思ったことは一度もない」と南雲をかばうが、他の教師たちは「あれだけええカッコしてたら生徒にも好かれますわ」と、生徒たちに慕われていた南雲へのうさを晴らすかのような態度を示す。

野球部員の中でも意見は分かれ、野球部がどうなるのかという不安を募らせる。

保護者への説明会が開かれるが、やはり厳しい意見が多かった。そんな中、野球部の根室知廣(兵頭功海)の姉・柚希(山下美月)が「反省しとるから警察に自首したんでしょう。こん中にも南雲先生にお世話になった人おるんやないですか? 」と発言すると、心当たりのある保護者も多く、黙ってしまった。そして「私と弟は南雲先生の力になりたいと思ってるんですが校長先生はどう思います?」と丹羽に問いかけるが、「何ら便宜をはかるつもりはありません」とそっけない対応を示した。

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