鈴木亮平“南雲”の自首で保護者も大混乱、小泉孝太郎“丹羽校長”「彼はもはや教師でも関係者でもありません」<下剋上球児>

2023/11/13 15:39 配信

ドラマ レビュー

野球部に新しい監督がやってきた


野球部はどうなるのかと部員たちが不安を抱える中、新しい監督として塩尻(町田啓太)がやってきた。私立の野球強豪校で3年半コーチと監督の経験あり。大地主でグラウンドも提供している犬塚(小日向)が引っ張ってきた人物だ。

塩尻の現在の野球部員に対する評価は低く、スカウトに力を入れたいと主張。野球部の練習を見ることもなく、スカウトの成果も0。山住が根気よく通い詰めてスカウトしてきた有力な選手に対しても守備に不安があるということで「代打要員だな」とバッサリ。

だが、結局、有力な選手を自分で勧誘することが出来なかった塩尻は、成果主義の犬塚から監督を辞めさせられてしまう。

事件が検察に送致されました。これで起訴か不起訴かハッキリします


サボり癖のある部員が練習に出なくなったりすることもあったが、ほとんどの部員は、いなくなった南雲の存在のありがたさを再確認する。

また、南雲は、家が遠い根室を自分の家から通うことを提案。ただ、南雲自身が今世間からいろいろ言われている身なので、そこを心配すると、根室の姉・柚希は「私は弟が信じる人のことを信じとります」と言って、「バイトもやらんでええ」と根室を優しく後押しした。

根室が南雲家に来たことで、野球部員も合宿所のように集まったりして、以前のような雰囲気に戻った感じがあったが、弁護士から「ようやっと事件が検察に送致されました。これで起訴か不起訴かハッキリします」という連絡が来る。

野球部員たちとの絆を再確認できた南雲だが、この結果いかんで前に進めるのかどうかが決まる。どんな展開になるのか次回が待ち遠しい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画されたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。

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