前回放送の第5話で激しい肉弾戦を繰り広げたゆりあと稟久。第6話では、肉弾戦はなかったが、ゆりあと稟久の戦いは終わっていなかった。
ゆりあに好きな人がいると知った稟久は、ゆりあにも遠慮する必要がないと言ったり、ゆりあらの前で吾良の頬にキスしたりと、本当に容赦がない。
一方、ゆりあは気まずいとは思いながらも、稟久の前では特に反応することもしなかった。それどころか、志生里のとんでもない提案に巻き込まれそうになっている稟久を心配し、真相を確かめようとするのだ。
恋に浮かれながらもしっかりと対応をするゆりあ。そんなゆりあに稟久は何度、感情を振り回され、歯を食いしばったか分からない。このことからも分かるように、吾良が完全に回復しない限り、この先もゆりあVS稟久は終わらないだろう。
いろいろな問題を抱えているゆりあにとって、優弥や優弥の息子・優里亜(佐藤大空)と過ごす時間が特別だった。
だからこそ、優弥らと遊ぶ時間がはかないものに感じたのだろう。好きな人と神社へ行き、好きな人に自分の手料理を食べてもらう。ただそれだけのことが、ゆりあにとって本当に幸せに感じたのだ。
吾良とは満たせなかったことが、優弥とは満たされる。ただ純粋にゆりあが発した幸せで涙が出るという言葉に、このまま時が止まればいいのにと考えた人もいるだろう。
ひょんなことから優弥の父・博(宮藤官九郎)と初対面を果たしたゆりあ。博から、ほどほどに遊んだら優弥のことは手放してほしいと告げられる。遊びではないと反論するゆりあだったが、博から結婚前提ではないことを指摘され、覚悟を決めたように「はい」と答える。
その後、優弥と2人きりになったゆりあは、この間の続きをしようと、優弥とホテルに行くことに。しかし、優弥とゆりあは最後まではすることができなかった。
博の言葉を思い出しながら、自分がおばさんだからできなかったのだと落ち込むゆりあ。そんなゆりあに優弥は、過去のバイク事故のせいで性機能障害を抱えており、自分自身が“不良品”だから最後まですることができなかったのだと打ち明ける。
そんな優弥を慰めるように抱き締めるゆりあと、子犬のようにうれしそうにじゃれつく優弥の姿に、X(旧Twitter)では「このカップル尊い…」「時が止まればいいのに」「幸せになってほしい」という声が上がる。
その一方で、帰り道に優弥は運命じゃなかったと複雑な思いを抱えてしまったゆりあを目にし、「幸せパートに戻してください」「いちゃいちゃしてて」「求む優弥パート」という視聴者が続出した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)